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2024年7月4日RFIDにより在庫・物品の位置を自動取得しデジタルマップ上に表示する「Locus Mapping」を展開する「RFルーカス」が「イトーキ」と資本業務提携

2024年7月3日、RFルーカス株式会社は、株式会社イトーキと資本業務提携を締結したことを発表しました。
RFルーカスは、RFID(ICタグ)により在庫・物品の位置を自動取得してデジタルマップに表示する在庫・物品管理システム「Locus Mapping」を展開しています。
RFIDタグを貼り付け、ハンディリーダーをかざすことで、遠隔から瞬時に数百個の対象物を読み取り、何が・どこに・どれだけあるかをデジタルマップ上に可視化します。
これにより、店舗・倉庫・工場などにおける在庫・物品管理を効率化したり、商品の位置情報を活用したマーケティングを可能にしたりします。
イトーキは、オフィス家具の製造・販売などを手がけています。
今回の提携により、今後イトーキが提供するオフィス家具にRFIDを付与することで家具のIoT化を実現し、顧客の物品管理業務の効率化を支援するアプリケーション開発を開始します。
在庫管理とは、企業の原材料や製品の在庫を、生産や販売活動に照らし合わせ、最適な状態と量で供給できるように管理することを指します。
不適切な在庫管理は余計なコストを生み出し、企業の利益を損なう可能性があります。
適切な在庫管理が行われていれば、在庫の質と量が保たれ、不良在庫による無駄なコストの発生や在庫不足が起こりにくくなります。
そのため、在庫管理を徹底することが企業の利益を最大化するためには不可欠です。
しかしながら、在庫管理にはヒューマンエラーがつきものであるため、適切な在庫管理を行うにはテクノロジーの活用が重要です。
在庫管理にはIoT技術が多く活用されており、ビーコン、ハンディターミナル、重量計といったテクノロジーが普及しています。
RFルーカスは、RFIDを活用した在庫・物品管理システムを手がけています。
RFIDは電波を用いてタグのデータを非接触で読み書きするシステムです。
複数のタグを一気にスキャンすることが可能、遠いタグも読み取ることが可能、間に遮るものがあっても読み取ることが可能といった特徴を有しています。
IoTなどテクノロジーの活用は、業務効率化や省人化のために重要なものです。創業期はコストの面から多くのシステムの導入は難しいかもしれませんが、優先度の高いものから導入することで、創業期から効率的な業務を行うことができるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っています。
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