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会いに行けるVTuberアイドルグループ「ラブボックス」など2.5次元IPをプロデュース・マネジメントする「Blackbox」が8,000万円調達

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2024年6月26日、株式会社Blackboxは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Blackboxは、2.5次元IPのプロデュース・マネジメントを展開しています。

2024年6月現在、会いに行けるVTuberアイドルグループ「ラブボックス」を運営しており、5名のタレントをプロデュースしています。

今回の資金調達により、運営体制の構築、ライブ開催、楽曲制作などを進めます。


2.5次元とは、アニメや漫画などの2次元コンテンツと、実在の俳優やアイドルなどの3次元コンテンツの中間的な領域、あるいは双方の性質を持った領域を指します。

たとえば、アニメや漫画を原作に忠実に再現したミュージカルは2.5次元ミュージカルと呼ばれ、それに出演する俳優は2.5次元俳優と呼ばれています。

2.5次元アイドルは、こういったコンセプトにもとづいて活動するアイドルです。

その形態は多様で、顔出しを極力控え、イラストでブランディングを行い、現地ライブのみで顔出しするものや、ある程度の台本や設定を持ち、実在の演者が半ばフィクションとしてアイドル活動を行うものなどがあります。

2.5次元アイドルは、2次元アイドルとは異なり身体性を伴うことから、より熱狂的なファンが生まれやすいという特徴があり、今後のさらなる成長が期待されています。

また、サブカルチャーの領域ではVTuberの成長も目を見張るものがあります。

VTuberはイラストや3DCGのアバターを活用してライブ配信や動画投稿などの活動を行うクリエイターのことです。VTuberをタレントとしてプロデュースする企業も多数誕生し、日本では上場している企業が2社あります。

また、VTuber業界ではファンビジネスとしてVR技術などを活用したライブエンターテインメントなども実施しており、アイドル的な活動を行っているタレントも多く存在しています。

Blackboxは、こうした2.5次元×VTuberの領域で新たな体験を届けることを目指しています。

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