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2024年6月19日空間の価値を最大化するソリューション「StayX」を提供する「matsuri technologies」が13.4億円調達

2024年6月13日、matsuri technologies株式会社は、総額13億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
matsuri technologiesは、ソフトウェアを主軸に空間の価値を最大化するソリューション「StayX」を提供しています。
住宅・別荘・民泊などの空間を、1泊単位での宿泊や1か月単位での短期賃貸での運営などにフレキシブルに変化させ、価値最大化を実現します。
ソフトウェアの力を活用し、インターネットでの集客から、リアルタイムでの在庫管理、価格調整、清掃員管理など、宿泊・賃貸にまつわるあらゆる業務を効率化し、無人での施設運営を実現しています。
今回の資金は、ソフトウェアの強化、施設数の増加、採用の強化に充当します。
訪日観光客の獲得が順調に進んでいた観光業界は、コロナ禍により一気に需要を失い、大きな危機に直面しました。
このような状況下で、宿泊施設は新たな需要を獲得するための取り組みが重要となっています。
具体的な取り組みとしては、新しい宿泊体験の提供、テクノロジーを活用した効率化や宿泊体験の向上、中長期滞在や短期賃貸などの展開が考えられます。
しかし、多様な展開には、オペレーションの複雑化という課題も生じます。
matsuri technologiesは、ソフトウェアを活用して空間をフレキシブルに変化させることで、多様な展開を図り、価値を最大化するソリューションを提供しています。
コロナ禍においてはマンスリー需要に対応することで売上を伸ばし、現在では観光需要の回復に伴い稼働率がさらに向上しています。
これらの実績からも、空間を柔軟に活用するというアプローチが有効であることが示されており、今後のさらなる成長が期待されます。
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