【東京都】「サーチファンドを活用した中小企業の事業承継支援」

subsidy

東京都は、2024年度新規事業「サーチファンドを活用した中小企業の事業承継支援」における事業者(無限責任組合員)の募集について発表しました。

東京都は、中小企業の事業承継を円滑に進めるべく、会社の事業展開にふさわしい新たな経営者と資金の確保を支援していくため、ファンドを活用した新たな支援を開始します。

事業承継を目指す中小企業に新たな経営者を紹介し、資金も提供するサーチファンドを設立し、運営を行う事業者(無限責任組合員)を募集します。

支援の仕組み

都の出資により設立するサーチファンドが、民間から集めた資金も合わせて中小企業の事業承継を支援

主な支援対象

新たな経営者となるサーチャー、後継者不在に悩む中小企業

支援内容

サーチャーの活動支援、出資による後継者不在の中小企業の事業承継支援及び出資先企業へのハンズオン支援

募集期間

2024年5月15日(水曜日)~2024年5月31日(金曜日)15:00


サーチファンドとは、社長を目指す人材が投資家の支援を受けつつ、自身が社長となりたい企業を探し、その上で買収する仕組みです。

この手法は、優秀な経営者候補と魅力的な中小企業とをマッチングするというものであり、社会的意義の高いものとして近年注目が高まっています。

また、都市圏の優秀な人材を地方に送り出せる点や、中小企業経営者の高齢化や事業承継といった課題解決に有効であると考えられており、東京都はこのサーチファンドを活用した中小企業の事業承継を支援する事業を2024年度から新たな事業として開始します。

「サーチファンドを活用した中小企業の事業承継支援」は、都の出資により設立するサーチファンドが、民間から集めた資金を合わせて中小企業の事業承継を支援するというものです。

今回の募集は、サーチファンドの運営事業者(無限責任組合員)を募集するものです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ サーチファンド サーチファンドを活用した中小企業の事業承継支援 サーチャー ファンド 事業承継 支援 東京都 資金
詳細はこちら

令和6年度新規事業 サーチファンドを活用した中小企業の事業承継支援

事業承継手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ピッチ・イベント「earthkey pitch」企画・運営の「アースキー」が「電通」と事業連携 新規事業支援を強化
2021年1月12日、株式会社アースキーは、株式会社電通と事業連携を行うことを発表しました。 アースキーは、DX関連スタートアップによるピッチ・イベント「earthkey pitch」の企画・運営など…
SES(システムエンジニアリングサービス)事業やSES特化営業支援システムなどを手がける「Saiteki」が資金調達
2024年7月23日、株式会社Saitekiは、資金調達を実施したことを発表しました。 IT業界における多重下請け構造の解消を目指し、SES(システムエンジニアリングサービス)事業、SES特化営業支援…
モビリティ関連スタートアップの欧州進出支援プログラム「The Drivery Japan : Go to Germany!」
2021年7月16日、CROSSBIEは、「The Drivery Japan : Go to Germany!」を2021年8月から開始することを発表しました。 「The Drivery Japan…
デジタル化支援講座「スタートアップを活用したリスキリングによる中小企業デジタル化支援」
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「スタートアップを活用したリスキリングによる中小企業デジタル化支援」を実施しています。 この事業では、デジタル人材育成によるデジタル化を推進する都内中小企業を対象…
第4回「TOKYOテレワークアワード」 応募受付期間:10月6日~11月10日
東京都は、第4回「TOKYOテレワークアワード」について発表しました。 東京都は、公労使による「新しい東京」実現会議における構成団体とともに、官民一体でテレワークの定着・浸透に向け、「テレワーク東京ル…

大久保の視点

国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
「スタートアップワールドカップ2024」世界決勝を現地速報!優勝はEarthgrid(米代表・プラズマでトンネル掘削)
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…
(2024/10/5)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集