「貿易プラットフォーム活用補助金(貿易プラットフォーム活用による貿易手続デジタル化推進事業費補助金)」

subsidy

一般財団法人日本貿易関係手続簡易化協会は、「貿易プラットフォーム活用補助金(貿易プラットフォーム活用による貿易手続デジタル化推進事業費補助金)」について発表しました。

貿易プラットフォーム(貿易PF)の利用拡大による貿易円滑化と貿易コストの削減を目指し、貿易PFと利用企業の社内システムとの連携構築に係る費用の一部、貿易PF間の連携構築に係る費用の一部、及び貿易PFを活用した貿易手続のデジタル化実証に係る費用の一部を補助することで、事業者が効率的に貿易手続を行い得る環境整備を行うことを目的とするものです。

補助対象となる事業

(1)【類型1】
国内外の貿易PFサービスを利用しようとする日本国の法人が、当該貿易PFと自社のシステムの接続を図るもの。
(2)【類型2】
日本国の法人が、国内外の貿易PFサービスを利用し、貿易手続デジタル化・貿易コスト削減の効果を検証するもの。
(3)【類型3】
貿易PFサービスを提供する日本国の法人が、国内外の貿易PFと接続することで、貿易PFの利便性向上を図るもの。

補助対象となる事業者

【類型1】国内外の貿易PFサービスを利用しようとする日本国の法人
【類型2】国内外の貿易PFサービスを利用しようとする日本国の法人
【類型3】貿易PFサービスを提供する日本国の法人

補助率、補助上限額

大企業:1/2
中小企業:2/3
【類型1】補助上限額5,000万円
【類型2】補助上限額1,500万円
【類型3】補助上限額5,000万円

公募期間

第1次公募:2024年4月15日(月)~2024年5月24日(金)12時必着
第2次公募:2024年7月~8月【予定】


貿易には、荷主、海運・空運会社、税関、銀行、保険会社などさまざまな関係者が存在します。

さらに関係者の間での情報伝達は、書類・エクセル・電話・メールなどの複数のアナログな手段が利用されています。

貿易業務はこのようにアナログで煩雑な業務であり、さまざまなシーンで非効率が発生しています。とくに物流や相手先との交渉・契約については非効率的であり、企業において貿易を推し進める際の大きな障壁となっています。

したがって、近年は貿易の効率化を実現するため、デジタル化を図る貿易プラットフォームの構築とその利活用が進められています。

そして貿易プラットフォームは利用者が増加するほど利便性が高まることから、普及に向けた取り組みが重要です。

「貿易プラットフォーム活用補助金(貿易プラットフォーム活用による貿易手続デジタル化推進事業費補助金)」は、貿易プラットフォーム利用企業のシステム連携や、貿易プラットフォーム間の連携構築、貿易プラットフォームを活用した貿易手続きのデジタル化実証を支援するものです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ 助成金 補助金 貿易 連携
詳細はこちら

貿易プラットフォーム活用補助金(貿易プラットフォーム活用による貿易手続デジタル化推進事業費補助金)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)」応募・交付申請の手引き等が更新
2024年10月3日、「中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)」における「応募・交付申請の手引き」「申請における留意事項」「補助事業の実施及び実績報告における留意事項」が更新されました。…
【農林水産省】令和6年度「新たな麦流通モデルづくり事業」公募
農林水産省は、令和6年度「新たな麦流通モデルづくり事業」の公募について発表しました。 国産麦については、品質低下や収穫量の減少の原因となることが知られているかび毒デオキシニバレノール(DON)について…
令和6年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」補助金
2024年2月16日、中小企業庁は、令和6年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」の公募を開始したことを発表しました。 中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う、研究開発及びその事業化に向けた取…
令和6年度「強い農業づくり総合支援交付金(先駆的モデル支援タイプ)」2回目公募
農林水産省は、令和6年度「強い農業づくり総合支援交付金(先駆的モデル支援タイプ)」の2回目公募について発表しました。 地域農業者の減少や天候不順の多発等を克服しながら国産品への需要を満たす生産・供給主…
【最大150万円助成】令和7年度「シニア・福祉・アクセシビリティ関連製品等の販路開拓助成事業」【東京都】
公益財団法人東京都中小企業振興公社 令和7年度「シニア・福祉・アクセシビリティ関連製品等の販路開拓助成事業」第2回公募のご案内です。 高齢者や障害者を対象とする福祉用具に加え、アクティブシニア向けやパ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集