注目のスタートアップ

世界中のレストランとゲストをつなぐプラットフォームを提供する「TableCheck」が4.3億円調達

company

2025年3月31日、株式会社TableCheckは、総額4億3000万円の資金調達を発表しました。

TableCheckは、飲食店向け予約・顧客管理システムと、ゲスト向け飲食店検索・予約ポータルサイトを提供しています。

ゲスト向けの予約サービスでは、予約・顧客管理システムと直接連携することで、リアルタイムで正確な空席検索・ネット予約を実現しています。

また、多言語対応のネット予約により、電話対応では難しい詳細で正確な予約受付を行っています。

今回調達した資金は、主力プロダクトである予約・顧客管理システムの国内外市場でのさらなるシェア拡大の推進、人材強化、サービス機能の拡充、サポート体制の強化に活用します。


飲食店における予約システムは、顧客と事業者の双方にメリットがあります。

まず、顧客のメリットとしては、店舗に到着してからの待ち時間の削減(時間の有効活用)、人気店や混雑する時間帯における確実な席の確保、席の種類の指定、アレルギー対応などの特別な要望が挙げられます。

そして、飲食店のメリットとしては、顧客満足度の向上、人員配置の最適化、食材ロスの削減、機会損失の防止、マーケティングへの活用が挙げられます。

また、従来、飲食店の予約は電話を通じて受けつけることが主流でしたが、近年はオンライン予約システムが普及し、事業者と顧客双方の負担がさらに低減されています。

さらに、近年、予約システムは予約管理機能以外にも、データ活用、キャンセル対策、決済などの機能を充実させてきており、飲食店における業務効率化や付加価値向上に貢献する基幹システムとして成長しています。

シリーズ累計250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の飲食に特化した別冊「飲食開業手帳」では、出店に関するノウハウや、資金繰りの改善方法、スタッフの採用・教育など、飲食店の開業に必要なノウハウを提供しています。

また、事業の拡大のためには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB TableCheck システム プラットフォーム ポータルサイト リアルタイム レストラン 予約 多言語対応 株式会社 検索 空席 資金調達 顧客管理 飲食店
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

再生可能エネルギーを中心としたエネルギーサービス事業を展開する「Looop」がグリーローンで2.92億円調達
2023年3月3日、株式会社Looopは、東和銀行より2億9200万円を調達したことを発表しました。 グリーローンの概要 企業名:株式会社Looop 融資額:292百万円 契約締結日:2023年3月3…
フィリピンでスモールビジネス開発を行う「パダヨンジャパン」が資金調達
2024年2月16日、パダヨンジャパン株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 パダヨンジャパンは、スモールビジネス開発によりフィリピンの社会課題解決に取り組むスタートアップとして、フィリピ…
沖縄県うるま市に拠点を構える電動モビリティメーカー「イメイド」が2200万円調達
2024年11月5日、株式会社イメイドは、総額2200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 イメイドは、沖縄県うるま市に拠点を構える電動モビリティ製造メーカーです。 カスタムカートの開発や、製…
核融合炉関連機器提供などの「京都フュージョニアリング」が1.16億円調達
2021年1月20日、京都フュージョニアリング株式会社は、総額1億1,600万円の資金調達を実施したことを発表しました。 京都大学エネルギー理工学研究所の小西哲之教授が中心となって開発した、核融合装置…
外国人向け求人掲載メディアの「YOLO JAPAN」が3.3億円調達
2021年11月15日、株式会社YOLO JAPANは、総額約3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 在留・在日外国人向けライフサポートメディア「YOLO JAPAN」や、外国人向…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集