【東京都】「働くパパママ育業応援奨励金」(パパと協力!ママコース)(もっとパパコース)

subsidy

公益財団法人東京都しごと財団は、「働くパパママ育業応援奨励金」(パパと協力!ママコース)(もっとパパコース)の公募について発表しました。

パパと協力!ママコース

女性従業員に子の父と協力して子育てすることを前提とした合計6か月以上1年未満の育業をさせ、仕事と育児の両立に向けた取組計画を作成した都内中小企業等を支援します。

奨励対象事業者

都内勤務の常時雇用する従業員を2名以上かつ6か月以上継続して雇用し、都内で事業を営んでいる企業等(従業員数300名以下)

奨励対象となる取組

・合計6か月以上1年未満の育業
・育業促進等に関する取組計画の作成
・パパが合計30日以上の育業(取得予定でも可)

奨励金額

100万円

もっとパパコース

奨励対象事業者

都内勤務の常時雇用する従業員を2名以上かつ6か月以上継続して雇用し、都内で事業を営んでいる企業等(企業規模不問)

奨励対象となる取組

・複数の従業員がそれぞれ合計30日以上の育業
・育児・介護休業法に基づく職場環境整備について、令和6年4月1日以降に複数実施したこと

奨励金額

合計30日以上の育業2名:80万円
(3人目以降5人までひとりにつき30万円加算)
(最大170万円支給)


日本は少子高齢化が進展しています。

「国立社会保障・人口問題研究所」は、2050年には日本の人口は1億400万人程度になり、東京を除くすべて道府県で2020年よりも減少するという予測を発表しています。

このような状況下で人口減少を食い止めるには、企業が果たす役割も重要です。

とくに結婚・出産といったライフイベントは人生に与える影響が大きく、現在行っている仕事にも変化が生じます。こうした影響を職場が受け入れ、対応することができなければ、従業員は結婚・出産といった選択ができなくなります。

そして現在の企業の多くは、こうした従業員の変化を受け入れる余裕がなかったり、他の従業員へと負担を背負わせたりといった状態に陥っているため、この改善を進め、従業員のワークライフバランスを整えられるような体制を整備しなければなりません。

こうした背景のもと、東京都は、「育休」ではなく「育業」という名称で、より従業員が子育てに取り組みやすい環境を整備するため、助成金や専門家派遣などを通じて企業を支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ 助成金 奨励金 従業員 改善 職場環境 育休 育児 補助金
詳細はこちら

働くパパママ育業応援奨励金(パパと協力!ママコース)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業(LCCO2削減型の先導的な新築ZEB支援事業)(水インフラにおける脱炭素化推進事業)」追加公募開始
2025年2月18日、環境省は、令和6年度「建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業」のうち「LCCO2削減型の先導的な新築ZEB支援事業」と「水インフラにおける脱炭素化推進事業」について追加公募を…
令和5年度「飼料自給率向上緊急対策事業(令和5年度補正予算(第1号))」3次公募
農林水産省は、令和5年度「飼料自給率向上緊急対策事業(令和5年度補正予算(第1号))」の3次公募について発表しました。 国産稲わらの利用拡大等の取組により飼料自給率向上及び飼料生産基盤の強化を図ること…
令和5年度補正予算「小規模事業者持続化補助金(災害支援枠)」採択者が発表
令和5年度補正予算「小規模事業者持続化補助金(災害支援枠)」第5次公募締切分の採択者が公開されました。 採択者(第5次公募締切分) 商工会議所地区:252者 商工会地区:174者 2024年1月1日に…
【農林水産省】令和6年度「野菜種子安定供給緊急対策事業」
2024年12月11日、農林水産省は、令和6年度「野菜種子安定供給緊急対策事業」の公募について発表しました。 世界各地に分散した生産によりリスク回避できる生産・供給構造をより盤石にするため、野菜種子の…
「IT導入補助金事例紹介」業務効率化の鍵は現場から。ITツール導入で実現したDX成功事例
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「IT導入補助金」の活用事例として、複数事業者の事例を紹介しています。 業務効率化の鍵は現場から。ITツール導入で実現したDX成功事例 支援機関とともに生産性向上に…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集