【東京都】「安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業」(最大1,850万円助成)

subsidy

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業」の公募について発表しました。

自然災害やサイバー攻撃などの危機に対応するため、安心・安全をテーマとする製品や技術の開発・改良・普及促進を支援する助成金です。

開発・改良フェーズ

支援内容:開発・改良に要する経費
助成限度額:1,500万円
助成率:2/3以内
対象経費:
・原材料・副資材費
・機械装置・工具器具費
・委託費
・産業財産権出願・導入費
・直接人件費

普及促進フェーズ(先導的ユーザーへの導入費)

支援内容:先導的ユーザーへの導入費
助成限度額:200万円
助成率:1/2以内
対象経費:
・原材料・副資材費
・機械装置・工具器具費
・委託費
・直接人件費

普及促進フェーズ(展示会出展費・広告費)

支援内容:展示会出展費・広告費
助成限度額:150万円
助成率:1/2以内
対象経費:
・出展小間料
・広告費

申請前エントリー期間

2024年4月10日(水)~2024年7月3日(水)

電子申請期間

2024年6月26日(水)~2024年7月3日(水)


近年、気候変動やインフラの老朽化などにより、自然災害による被害が拡大傾向にあります。

このような状況下で、中小企業においても災害対策に力を入れる企業が増加しており、災害対策関連のプロダクト・サービスのニーズが高まっているといえます。

ほかにも企業が直面するリスクに、サイバー攻撃が挙げられます。

「情報通信白書令和5年版」によると、2022年に観測されたサイバー攻撃関連通信数は、2015年と比較して8.3倍に増加しています。

このサイバー攻撃の増加は、社会・産業のデジタル化が大きな要因であると分析されており、今後さらなる増加が予測されています。

そしてサイバー攻撃はかつては大企業を標的としたものが多かったのですが、近年はむしろ中小企業を標的とした攻撃が目立ちます。

これは大企業は万全のセキュリティ体制を敷いている一方で、大企業などと取引のある中小企業は対策が不十分であり、中小企業を踏み台にして大企業に攻撃を仕掛けるという手口が一般的となっているからです。そのため中小企業においてもセキュリティ対策の重要性が高まっています。

こうした背景のもと、東京都中小企業振興公社は、安全・安心な東京を実現する、都内中小企業による製品・技術の開発や普及を支援しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ サイバー攻撃 セキュリティ 公益財団法人 助成 助成金 危機 安全 安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業 安全性 対応 技術 改良 東京都 東京都中小企業振興公社 災害対策 自然災害 補助金 製品 製品開発 開発
詳細はこちら

安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「小規模事業者持続化補助金<一般型>第15回」公募要領(第12版)、公募申請(電子申請)システムの手引き等が公開
2024年2月9日、「小規模事業者持続化補助金第15回」における公募要領(第12版)、公募申請(電子申請)システムの手引き、個別の申請様式ダウンロードが公開されました。 「小規模事業者持続化補助金」は…
IT導入補助金2023「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」(8次締切分)交付決定事業者が公表
IT導入補助金2023「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」(8次締切分)の交付決定事業者が公表されました。 「デジタル化基盤導入類型」は、中小企業・小規模事業者等が導入する会計ソフト・受…
【3/16開催】JIPDECセミナー「クラウド時代のセキュリティ認証・インボイス制度・DXへの取組み~企業IT利活用動向調査2023報告~」
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は、「クラウド時代のセキュリティ認証・インボイス制度・DXへの取組み~企業IT利活用動向調査2023報告~」の開催を発表しました。 JIPDECと株…
日本の達人を世界に発信するオンデマンドビデオ講座「Narō.tv」を提供する「ナロ」が資金調達
2023年4月14日、ナロ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ナロは、日本の食・アニメ・漫画・伝統文化を中心にあらゆる道の達人の哲学やスキルを世界に発信するオンデマンドビデオ講座「Na…
令和6年度補正予算「中小企業成長加速化補助金」飛躍的成長を目指す中小企業の設備投資を補助
令和6年度補正予算「中小企業成長加速化補助金」のご案内です。 飛躍的成長を目指す中小企業の設備投資を支援する補助金です。 2025年3月に第1回公募要領が公開される予定です。 概要 補助対象者:売上高…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集