注目のスタートアップ

クラウドセキュリティプラットフォームを提供する「Cloudbase」が1億円調達

company

2024年3月28日、Cloudbase株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

これによりシリーズAラウンドの調達総額は12.5億円、累計調達額は13.9億円となりました。

Cloudbaseは、クラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を提供しています。

パブリッククラウドを利用する際に発生する設定ミスや、サーバーやコンテナの脆弱性など、さまざまなクラウド上のリスクを統合的に可視化し、対策項目の優先順位付け、実施・管理までを一貫して行うセキュリティプラットフォームです。

今回の資金調達により、人材採用、技術・組織開発への投資を積極的に実施します。


パブリッククラウドは、ITシステムに必要なインフラをクラウド環境として提供するサービスです。

Webサービスやアプリを運営するためにはサーバーが必要ですが、パブリッククラウドはそのためのサーバーとして利用されるほか、企業のデータベースや、ストレージ、開発環境のクラウド化など、さまざまな目的で利用されています。

パブリッククラウドは、導入コストが低く、柔軟に利用しやすいという利便性があります。また、保守管理を自社で行う必要がなく、スピーディに利用を開始できるため、デジタル時代において重要なITインフラとして広く普及しています。

このようにパブリッククラウドが普及する中、クラウド環境におけるリスク対応するためのクラウドセキュリティの重要性が高まっています。とくにパブリッククラウドで発生する重大なインシデントの原因は、ユーザー側の設定ミスであることが多いため、この点への対処が課題となっています。

パブリッククラウドはユーザー側の設定箇所が多く複雑であるため、設定ミスを完全になくしたり、そのミスに気づくことが難しいという特徴があります。

こうした背景のもと、Cloudbaseは企業の安全なクラウド運用を実現するためのクラウドセキュリティプラットフォーム「Cloudbase」を提供しています。

適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。

また、セキュリティ対策を行うためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB クラウド セキュリティ セキュリティ対策 プラットフォーム リスク 可視化 対策 株式会社 脆弱性 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

企業・自治体のDXやデジタル人材の育成支援を手がける「チェンジホールディングス」が「ストラテジー・アドバイザーズ」と資本業務提携
2023年5月30日、株式会社チェンジホールディングスは、株式会社ストラテジー・アドバイザーズと、資本業務提携を締結することを決議したことを発表しました。 チェンジホールディングスは、デジタル化やデジ…
「ハイブリッドコンサルティング」がオンライン・インターンシップの企画・開発サービスをリリース
2020年5月21日、株式会社ハイブリッドコンサルティングは、オンライン・インターンシップの企画・開発サービスの提供を開始したことを発表しました。 画面共有や、Web会議システムなどを活用し、自社紹介…
猫の活動データを記録する首輪「Catlog」展開の「RABO」が1億円調達
2020年1月15日、株式会社RABOは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 飼い猫の活動データを24時間記録する首輪「Catlog」を開発・展開しています。 歩く・走るなどの運動や…
クラウドでマニュアル作成「Teachme Biz」のスタディストが資金調達
平成29年5月9日、株式会社スタディストは、第三者割当増資による資金調達を実施したと発表しました。 引受先は、Salesforce Ventures です。金額は非公開です。 クラウド型マニュアル作成…
住宅情報プラットフォームの「SOUSEI Technology」が3億円調達 建設コンサルの「ナック」と資本業務提携
2019年9月5日、株式会社SOUSEI Technologyは、約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先である株式会社ナックとは、資本業務提携契約を締結したことも併せて発表しました。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集