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2024年2月16日令和5年度補正「果樹農業強靭化緊急対策(花粉供給緊急対策事業)」第2次公募

農林水産省は、令和5年度補正「果樹農業強靭化緊急対策(花粉供給緊急対策事業)」の第2次公募について発表しました。
花粉の全国流通等に向けた取組のうち「全国流通検討会の開催及び花粉流通実証等」と「輸入可能性調査・商談の促進」について事業実施主体を公募します。
公募期間
2024年2月14日(水)~2024年3月8日(金)
果実の生産額は約8,500億円であり、農業総生産額の約10%を占める規模となっています。
果実の生産額は増加傾向にありますが、一方で卸売数量については減少しています。これは、高品質な国産果実の生産に移行する動きが加速していることを示唆しています。
とくに、日本の果実はその品質が国外でも高く評価され、輸出額も増加しています。
今後、人口減少によって国内需要が低下していくなかで市場を成長させて行くには、こうした国外需要を積極的に開拓していく必要があります。
一方、果樹農業においては花粉の供給において大きな危機が訪れています。
果樹の生産においては、国内の苗木業者が主要な役割を果たしています。
苗木の供給には花粉と開花期の授粉作業が不可欠です。これらの作業は短期間で行う必要があり、また花粉の採取などの作業も同時に進める必要があります。
そのため人手が必要となるため、近年は輸入花粉を使用する事業者が増加しています。
一方、輸入花粉の多くは中国からの供給に頼っており、情勢の変化といったリスクが浮き彫りとなっています。したがって、国内での花粉供給体制の強化や、より多様な国からの調達が求められているのです。
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