注目のスタートアップ

エンターテインメント領域で搭乗型ロボットの企画・開発・プロデュースを手がける「MOVeLOT」が資金調達

company

2024年2月1日、MOVeLOT株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

シードラウンドにおいて累計1億1,500億円の資金調達を完了しています。

MOVeLOTは、搭乗型ロボットプロデュース事業、搭乗型ロボット骨格基盤の開発、ロボット開発受託事業を展開しています。

プロデュース事業では、搭乗型ロボットならではのイベント企画・演出・運用・タイアップ・プロデュースなどを行っています。

搭乗型ロボット骨格基盤は、搭乗型ロボットのベースとなるマシンです。骨格基盤をベースにIPを持つ企業などと連携し、アニメ・映画・オリジナルデザインの外装を装着することで、一から搭乗型ロボットを作るよりも安価に搭乗型ロボットを実現できます。

今年度は、「ROBOT BASE -00- (両国)」「パトレイバー機体の制作」の2つのプロジェクトを進めていく計画です。


日本では『マジンガーZ』を草分け的存在として、『ガンダム』など人が搭乗することができるロボットが登場するフィクション作品が多数生み出され、世界的にも数多くのフォロワーを生み出すカルチャーとして成長しています。

近年のテクノロジーの発展は著しく、製造業や物流倉庫においてはかつて夢見たSF的な世界が一部実現され、ロボットが多数稼働しています。

一方で、現在社会において活躍するロボットはAIを搭載した自律型が大多数を占めています。

これはロボットが業務効率化・省力化・自動化など、産業における道具として使われることを想定しているからであり、人間が搭乗するという部分に挑戦するプレイヤーがあまり多くなかったためです。

とはいえ、やはり搭乗型ロボットの実現を夢見る人間は多く、現在いくつかのスタートアップが搭乗型ロボット事業を手がけています。

搭乗型ロボットをパワードスーツとして土木や災害現場などでの活用することを見込むといったビジネスプランを展開するスタートアップもありますが、MOVeLOTは、エンターテインメント領域に特化し、搭乗型ロボット事業を展開していることが特徴的です。

革新的なプロダクトの開発には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携・連携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB IP MOVeLOT アニメ エンターテインメント パトレイバー プロデュース ロボット ロボット工学 企画 基盤 娯楽 搭乗型ロボット 映画 株式会社 資金調達 開発 開発受託
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

調剤薬局向け電子薬歴システム「Musubi」を提供する「カケハシ」が18億円調達
2023年3月29日、株式会社カケハシは、総額約18億円の資金調達を実施したことを発表しました。 これによりシリーズCラウンドでの資金調達は終了し、合計の調達額は約94億円となりました。 カケハシは、…
「リウボウ」が「Shima&Co」に出資 シード・テクノロジーを活用したプロテインの商品開発・販売へ
2023年3月24日、株式会社リウボウは、Shima&Co株式会社に出資したことを発表しました。 Shima&Coは、共同創業者であるザック・ベル博士が沖縄科学技術大学院大学で開発した技術である「シー…
自動車フリマ「カババ」を運営する「アラカン」が資金調達
2023年11月17日、株式会社アラカンは、資金調達を実施したことを発表しました。 アラカンは、中古車の個人売買プラットフォーム「カババ」を運営しています。 中古⾞の状態を専⾨の査定⼠が⾒極め、その価…
調達・購買部門向けクラウドサービス「Leaner見積」提供の「Leaner Technologies」が6.8億円調達
2022年9月7日、株式会社Leaner Technologiesは、総額6億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Leaner Technologiesは、調達・購買部門向けクラウ…
シェア買いアプリ「KAUCHE」展開の「カウシェ」が22億円調達
2022年6月28日、株式会社カウシェは、総額約22億円の資金調達を実施したことを発表しました。 カウシェは、シェア買いアプリ「KAUCHE(カウシェ)」を開発・運営しています。 商品を選び、割引価格…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集