創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年1月31日「令和6年度飼料穀物備蓄対策」補助金

農林水産省は「令和6年度飼料穀物備蓄対策」の公募について発表しました。
畜産農家への配合飼料の安定供給を図るため、飼料製造業者等が不測の事態に備えて策定する事業継続計画に基づく飼料穀物の備蓄、不測の事態における配合飼料の緊急運搬対策、関係者間の連携体制の強化等の取り組みを支援するものです。
(1) 飼料穀物備蓄支援事業
配合飼料製造業者等が、不測の事態に備えて策定する事業継続計画に基づき、飼料穀物を通常の在庫数量以上に備蓄する場合において、当該飼料穀物の備蓄に係る費用の一部を助成します。
(2) 配合飼料緊急運搬事業
配合飼料製造業者等が、不測の事態により配合飼料の供給が困難となった地域に対し、緊急に配合飼料を輸送する費用および畜産農家までの運送に要した詰替え等の掛かり増し費用の一部を助成します。
(3) 配合飼料安定供給連携支援事業
不測の事態における配合飼料の円滑な供給を図るため、関係者間の連携体制の強化に向けた検討会の開催、原料の利用・配合飼料の生産状況の調査、事業者の事業継続計画に基づく取り組みを推進するための研修会、優良事例調査等を支援します。
公募期間
2024年1月25日(木)~2024年2月19日(月)17:00
牛・豚・鶏などの食肉は重要なタンパク源として国民に広く消費されています。したがって安定供給は重要な要素なのですが、近年は国際情勢の変化などによって飼料価格が高騰し、畜産物の安定供給に影響が生じています。
2022年度の飼料自給率(全体)は26%と非常に低い割合にあります。海外からの供給に依存するこの構造は、飼料価格の不安定化につながるため、近年飼料の安定供給に向けた体制構築が重要となっています。
「令和6年度飼料穀物備蓄対策」は、飼料製造業者の安定供給に向けた取り組みを支援する補助金です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 令和6年度 備蓄 安定供給 畜産 畜産農家 配合飼料 配合飼料安定供給連携支援 配合飼料緊急運搬 飼料 飼料穀物備蓄 飼料穀物備蓄対策 飼料製造業者 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
農林水産省は、令和6年度「麦類供給円滑化推進事業」(令和6年度第1次補正予算)の公募について発表しました。 麦(小麦、大麦、はだか麦)の安定供給体制を構築し、供給を円滑化するための産地や実需者等による…
農林水産省は、令和6年度「令和6年度動物用ワクチン等保管事業」の公募について発表しました。 動物用ワクチン等の需要が急増する緊急時に備え、動物用ワクチン等の流通体制の整備及び国が指定する動物用ワクチン…
農林水産省は、2024年度「畜産生産力・生産体制強化対策事業」の公募について発表しました。 生涯生産性の向上や多様性を確保した家畜の系統・品種の活用促進等の取組、繁殖基盤の強化に資する繁殖肥育一貫経営…
一般社団法人日本労働安全衛生コンサルタント会は、令和6年度「エイジフレンドリー補助金」について発表しました。 高年齢労働者の労働災害防止対策、労働者の転倒や腰痛を防止するための専門家による運動指導等、…
農林水産省は、令和6年度(第20回)「若手農林水産研究者表彰」の候補者の募集を開始しました。 農林水産省は、農林水産業及び関連産業の研究開発について、その一層の発展及びそれに従事する若手研究者の一層の…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…