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自然共生型ホテルを展開する「BLANC」が15億円調達

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2023年12月12日、株式会社BLANCは、約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、PODキャピタル株式会社です。

トレーラーハウスを活用して移動可能な居室を開発し、それをホテルとして実装した移動型スマートホテル「Movilla」により、条例により建築不可だった場所などに自然と共生する宿泊空間をつくり、新たな宿泊体験を提供しています。

2019年4月に沖縄県宮古島市でヴィラ型グランピングリゾート「RuGu Glamping Resort」をオープンし、2023年11月に山梨県富士吉田市で自然共生型ホテル「BLANC FUJI」をオープンしています。

今回の資金調達により、自然共生型ホテルの展開や人材獲得を図り、今後5年で15か所の自然共生型ホテルの展開を目指します。


ホテル・リゾート業界は、ラグジュアリーな体験を顧客に提供するため、環境に余計な負荷をかけてしまうという点が指摘されます。

たとえば、大量の水の使用、食品などの廃棄、ホテル開発などによる自然破壊などが挙げられます。

世界的にSDGsが推進される中で、ホテル・リゾート業界においても環境対策を進める事業者が増加しています。とくに環境共生型・自然共生型のホテル・リゾート・観光は、持続可能な観光の実現のために重要であり、世界各国で事例が増えてきています。

こうした中で、BLANCはトレーラーハウスを活用し、自然共生型ホテルを手がけています。

トレーラーハウスは、建築不可の場所にも設置可能、必要に応じて移動できる、通常の建築物よりも安価といった特徴があります。

BLANCはこうしたトレーラーハウスの利点を活かし、「これまで泊まれなかった場所に泊まる」という新たな宿泊体験と、新たなホテルのあり方を提案しています。

事業の成長のためには資金調達を成功させることが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、創業期の資金調達について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SDGs ホテル 宿泊施設 株式会社 環境 自然 資金調達
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