「水産物輸出拡大連携推進事業」補助金

subsidy

2023年11月20日、水産庁は、令和5年度「水産物輸出拡大連携推進事業」の公募について発表しました。

2025年の水産物の輸出額5,568億円目標の達成に向けて、生産者、加工・流通業者と輸出関係業者等が連携して海外市場に、我が国から競争力のある水産物を輸出できる体制を整備する取組について支援します。

生産、加工・流通、輸出入の各段階に所属する事業者又は団体、機関等3者以上により構成された協議会が、それら複数の段階における取組を組み合わせ、既存の水産物流通のバリューチェーンを、輸出を確実に実施できる体制に改善する取組を支援します。

公募期間

2023年11月20日(月)~2023年12月20日(水)17:00


日本の農林水産物や食品は、その品質の高さや美味しさから、国内だけでなく海外からも高く評価されています。

農林水産物・食品の輸出額も年々増加しており、2021年には初めて1兆円に到達しています。

そして国内では、少子高齢化に伴う人口減少により、食品需要が低下し市場が縮小すると予測されています。

したがって、今後も農林水産業や食品業界を成長させていくには、海外需要を開拓することが重要なテーマです。

とくに水産物の輸出先は中国(と香港)がかなりの割合を占めているのですが、原発処理水の海洋放出を理由に中国は日本からの水産物の輸入を停止することを発表しており、日本の水産業に経済的な影響が及んでいます。

貿易は海外の情勢に大きく影響されるものであるため、特定の国に依存する体勢は高いリスクがあります。したがって、より多様な国への輸出が可能な体制を整備することが重要となっているのです。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ バリューチェーン 加工 助成金 市場開拓 拡大 水産業 水産物 流通 海外 海外展開 生産者 補助金 輸出 輸出入
詳細はこちら

令和5年度水産物輸出拡大連携推進事業の公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「事業再構築補助金」第9回公募の採択結果が発表 第10回公募申請受付中
2023年6月15日、「事業再構築補助金」第9回公募の補助金交付候補者の採択結果が発表されました。 第9回公募は、2023年3月24日まで公募を行い、9,369者の応募がありました。 厳正な審査を行っ…
令和7年度「厚生労働科学研究費補助金」2次公募
2025年4月17日、厚生労働省は、令和7年度「厚生労働科学研究費補助金」の2次公募について発表しました。 「厚生労働科学研究の振興を促し、もって、国民の保健医療、福祉、生活衛生、労働安全衛生等に関し…
【東京都】「地産地消型再エネ・蓄エネ設備導入促進事業(都内設置・蓄電池単独設置)」助成金
「地産地消型再エネ・蓄エネ設備導入促進事業(都内設置・蓄電池単独設置)」のご案内です。 都内に地産地消型再生可能エネルギー発電等設備又は再生可能エネルギー熱利用設備、蓄電池単独設置を設置する事業者に対…
「小規模事業者持続化補助金活用事例紹介」移住者が始めた自家焙煎珈琲のカフェ~地域密着から地域貢献へ
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「小規模事業者持続化補助金」の活用事例として、複数事業者の事例を紹介しています。 移住者が始めた自家焙煎珈琲のカフェ~地域密着から地域貢献へ たとえば、支援機関とと…
「酒類業振興支援事業費補助金(令和6年度予算(案))」
国税庁「酒類業振興支援事業費補助金(令和6年度予算(案))」のご案内です。 日本産酒類の輸出拡大や酒類業の経営改革・構造転換に向けて、酒類事業者による日本産酒類のブランディングや、インバウンドによる海…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集