注目のスタートアップ

ライブ配信型ファンメディアを運営する「NATSLIVE」が3.3億円調達

company

2023年11月10日、株式会社NATSLIVEは、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

NATSLIVEは、クックパッド株式会社のクッキングライブ配信サービス「クックパッドライブ」の創業チームが2023年10月2日に独立して誕生した企業です。

ライブ配信型ファンメディア「NATSLIVE」を運営するほか、アニメなどのIPを活用したコラボカフェ企画を手がけています。

これまでは料理をテーマとしたライブ配信を行い、キャストとファンが一緒に料理や食事を楽しむことができる体験を提供してきました。

今後は料理以外のドメインにも進出し、キャストラインナップを拡張していく計画です。

また、2022年1月からライブ観覧スタジオの本格展開を開始しており、今後さらにライブ観覧体験の価値向上のため、料理以外の配信が可能なスタジオの新規出店を行う計画です。

今回の資金は、これらサービス拡大のための施策や、人材の採用強化に充当します。


ライブ配信とは、映像・音声をリアルタイムに届ける動画配信、いわゆる生放送のことです。

近年はYouTubeなどの動画プラットフォームの普及や、InstagramなどのSNSのライブ配信機能によって、気軽にライブ配信を行う個人が増加したことなどもあり市場が拡大しています。

さらに、インドア需要が増加したコロナ禍において動画コンテンツは急激な成長を見せ、ライブ配信もより多様な人が楽しむサービスへと成長しています。

ライブ配信の特徴は、配信上でのリアルタイムのコメントや投げ銭機能(ギフティング)などによって配信者と視聴者の距離感が近いことにあります。

NATSLIVEは料理配信を通じてキャストと視聴者にライブ配信体験を提供してきました。観客を入れられる配信スタジオを展開していることも特徴であり、今後は料理以外の領域にも進出していく計画です。

事業の拡大には資金調達や、シナジーの見込める企業との連携が重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ スタジオ ファン メディア ライブ ライブ配信 料理 株式会社 資金調達 運営
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ロボットとソフトウェアを組み合わせたトータルサービスRaaSを提供する「ハイボット」が資金調達
2022年8月24日、株式会社ハイボットは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、積水化学工業株式会社などです。 ハイボットは、インフラ点検ロボットの販売・レンタルや、メンテナンスエンジニ…
サイト訪問者が顧客になるWeb接客ツールを提供する「OPTEMO」が5億円調達
2025年7月2日、株式会社OPTEMOは、総額約5億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約10億円となりました。 OPTEMOは、Webサイトに訪問した顧客とその場でコミ…
企業向け健康管理システム「Carely」を展開する「iCARE」がフィットネスクラブや介護リハビリ施設などを運営する「ルネサンス」と業務提携
2023年5月31日、株式会社iCAREは、株式会社ルネサンスと、2023年6月1日から業務提携を開始することを発表しました。 iCAREは、企業向け健康管理システム「Carely」を開発・提供してい…
「ラディウス・ファイブ」がポートレートや遺影など人物写真を高画質化するAI「Face Refiner」をリリース
2022年3月17日、株式会社ラディウス・ファイブは、「Face Refiner(フェイス リファイナー)」をリリースしたことを発表しました。 「Face Refiner」は、人物写真をAIによって高…
オルタナティブ投資プラットフォーム「LUCA」を展開する「LUCAジャパン」が1.8億円調達
2023年9月6日、LUCAジャパン株式会社は、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LUCAジャパンは、オンラインでのオルタナティブ投資管理を可能とするデジタルプラットフ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集