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電動モビリティの開発・販売やモビリティシェアリング事業などを展開する「Future」と「オリエントコーポレーション」が資本業務提携

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2023年10月30日、株式会社オリエントコーポレーションは、Future株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。

Futureは、EV原付などの電動モビリティの開発・販売や、モビリティシェアリングサービス「GOGO!」、地域DXアプリなどを手がけています。

電動バイク・電動アシスト自転車・自転車の3つのモードに切り替え可能なモビリティ「FUTURE META」、フルカーボンボディのフラグシップモデル「FUTURE MOBILITY X」、スポーツ電動バイク「GOGO!R」「GOGO!S」「GOGO!カーゴ」を展開しています。

提供する地域DXアプリでは、モビリティシェアリングを起点に、デリバリー・予約・取り置きなどのショッピング機能、地域情報・観光情報などを掲載し、地域の経済圏を創出しています。

今回の提携により、電動モビリティ販売やモビリティシェアアプリにおける金融商品の提供、データビジネスなど、新たなビジネスモデルの創出を図ります。

また、電動モビリティの普及による脱炭素社会の実現と、モビリティシェアサービスによる地域活性化に貢献していきます。


内燃機関を利用した乗り物は、温室効果ガス排出やエネルギー効率の悪さなどの課題を抱えており、世界的に電気を利用した乗り物への転換が進められています。

また日本では四輪自動車が広く普及していますが、その利用実態としては1人での乗車が多く、さらに走行距離も短距離が多く、オーバースペックであるため、利用実態に即した小型モビリティの普及が求められています。

たとえば、電動バイクはこうした次世代モビリティとしての要件を満たすものであり、今後の成長が期待されています。

また、その利用方法についても革新が求められています。

これまでモビリティは購入・保有して利用することが基本でしたが、乗っていない時間は無駄になってしまいます。こうした背景のもと提供されているのがモビリティシェアリングサービスです。

モビリティシェアリングサービスは、街中などの設置されたポートからモビリティを好きなタイミングで借りて利用できるサービスです。所有するよりも安価にモビリティを利用できるほか、街中にあるポートであればどこでも返却可能なシェアリングサービスの場合は、より柔軟なモビリティの利用が可能となります。

モビリティシェアリングサービスは日常での移動手段のほか、観光地のちょっとした移動手段としても利便性が高く、今後さらなる成長が期待されています。

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