注目のスタートアップ

バーチャルIPのプロデュース・バーチャルコンテンツ制作事業を展開する「Activ8」が資金調達

company

2023年10月24日、Activ8株式会社は、「KDDI Open Innovation Fund 3号」から資金調達を実施したことを発表しました。

Activ8は、バーチャルIPのプロデュース事業、バーチャルコンテンツ制作事業を手がけています。

2023年3月に、Avtiv8とKDDIは、メタバース時代に最適なコンテンツの開発とグローバル展開を目指した戦略的提携を開始しています。

提携の具体的な取り組みとして、KDDIが提供するメタバース・Web3サービス「αU(アルファユー)」内の「αU metaverse」内で開催されたアバターによるバーチャルライブ「balallel-meta-Party」において、Activ8は演出と制作を担当しています。

今後さらに関係を強化し、お互いの持つ強みやアセットを共有し、メタバースエンターテインメント事業を加速させていきます。


Activ8は、VTuber(バーチャルYoutuber)の草分けである「キズナアイ」を制作・プロデュースした企業として知られています。

VTuberとは、イラストや3DCGのアバターを用いてライブ配信や動画投稿などの活動を行う個人または集団のことを指します。

キズナアイがデビューしたのは2016年12月のことであり、その後VTuberという概念は活動者と視聴者の両方に広がりサブカルチャーのひとつのジャンルとして定着していきました。

コロナ禍でライブエンターテインメント市場は大きな打撃を受けましたが、ライブ配信の活用やVR技術を活用したライブなどが試され、ライブエンターテインメントの新たな形が示されました。

VTuberはこうしたバーチャルライブの演者として重要な存在であり、急速にバーチャルライブなどに関する知見が蓄積されていっています。

VR・メタバースコンテンツは、今後5GやVRデバイスの普及によってさらに成長していくと考えられており、それに伴いVTuber関連の注目も高まっていくと考えられます。

事業の拡大には資金調達や、シナジーの見込める企業との連携が重要です。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、創業期の資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ Activ8 BtoB IP VTuber Web3 アバター エンターテインメント コンテンツ コンテンツ制作 バーチャル バーチャルライブ プロデュース メタバース 制作 株式会社 演出 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

マーケティング領域中心プロ人材提供サービス「CARRY ME」の運営元が1.3億円調達
株式会社Piece to Peaceは、総額約1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マーケティング領域を中心とする、正社員では採用できないレベルの優秀なプロ人材を“週1~4回の出…
クラウド製品マスター「Lazuli PDP」を提供する「Lazuli」が5億円調達
2022年4月21日、Lazuli株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Lazuliは、AI技術を活用したクラウド製品マスター「Lazuli PDP(Product Data…
キャンセル料金のデジタル請求SaaS「請求できるくん」を提供する「AccordX」が資金調達
2025年7月16日、株式会社AccordXは、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は2.1億円となりました。 AccordXは、キャンセル料金のデジタル請求に特化したSaaS「…
Web3ゲームやプラットフォーム事業を手がける「Mint Town」が「NTTドコモ・ベンチャーズ」から資金調達
2024年2月22日、株式会社Mint Townは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズです。 Mint Townは、株式会社BLOCKSMITH&Co…
漫画・ノベルアプリ「peep(ピープ)」の運営や漫画やWebtoon制作・現開発などを手がける「taskey」が3.2億円調達
2023年7月6日、taskey株式会社は、総額3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 taskeyは、漫画・ノベルアプリ「peep(ピープ)」の運営や、漫画・Webtoonの制作…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集