注目のスタートアップ

不動産開発を中心としたまちづくりを手がける「NEWLOCAL」が3,000万円調達

company

2023年9月21日、株式会社NEWLOCALは、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、自然電力株式会社、株式会社ゼブラアンドカンパニーなどです。

NEWLOCALは、不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少時代における持続可能な地域モデルの実現を目指しています。

独自の魅力があり、人びとの意思と行動力がある地域で、人・アイデア・資金を集め、スピード感・スケール感・再現性を持ったまちづくりを行っています。

2023年9月現在、長野県野沢温泉・御代田町、秋田県男鹿市の3つの地域で事業を展開しています。今後5年間で10地域への拡大を目指しています。

今回の資金は、創業メンバーの採用、各地域での事業推進、地方創生の人材とファイナンスの仕組みづくりに充当します。

NEWLOCAL・自然電力・ゼブラアンドカンパニーは、企業の枠を越えたムーブメント・コミュニティを育み、新たな価値と仕組みをつくっていくことを目指し、具体的な連携を進めていきます。


国内では少子高齢化と東京一極集中が大きな課題となっています。地方では首都圏への若年層の流出が激しく、税収の減少や人口減少が加速しています。

地方の過疎化が進むと地域社会の生産機能や環境が低下し、それに伴い住人の生活を維持できなくなっていきます。

そこで、少子高齢化に対応し、地方の人口減少に歯止めをかけることを目的とした地方創生が推進され、さまざまな取り組みが実施されています。

まちづくりは地方創生のための中心ともいえる取り組みのひとつです。「まち」に活気があることで、地域の消費が促進されるほか、地域外からの観光客や商業・移住による人の流れが生み出されます。

まちづくりにおいては、その地域に眠る地域資源の活用が注目されています。たとえば、古民家や歴史的建造物の活用は、その建物を保全すると同時に資源として活用できるため、一石二鳥の取り組みとなります。

NEWLOCALは、地域の不動産を中心としたまちづくりを行っています。また、スピード・スケール・再現性のあるまちづくりを確立し、より多くの地域へと事業を広げていくことを目指しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB まちづくり 地域 地域活性化 地方 地方創生 持続可能 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

特定技能外国人材を活用した人材支援事業と課題解決を目的とした一次産業向け情報支援事業を展開する「YUIME」が3億円調達
2023年4月12日、YUIME株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 YUIMEは、一次産業に特化した支援企業として、特定技能外国人材を活用した人材支援事業と課題解決を目的と…
シンガポール発・人事分析ツール「パナリット」提供の「Panalyt」が3.3億円調達
2021年7月28日、Panalyt Pte Ltd(本社シンガポール)は、総額約3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 人事分析ツール「パナリット」を開発・提供しています。 散ら…
杉の天然成分を活かしたオーガニックペット用品などを展開する「杉のチカラ」が資金調達
2022年11月14日、杉のチカラ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 杉のチカラは、杉の人工林の整備放棄問題(森林荒廃)を解決するため、杉の化学成分を利活用したペット用品を開発・展開し…
人材紹介会社向けの求人流通プラットフォームなど提供の「ROXX」が9億円調達
株式会社ROXXは、総額9億円の資金調達を発表しました。 人材紹介会社向けの求人流通プラットフォーム「agent bank」や、月額定額制リファレンス・チェック・サービス「back check」を運営…
1on1のオンライントークを販売できるツール「Talkport」などを展開する「Port」と「ピアズ」が資本業務提携
2022年12月5日、株式会社ピアズは、Port株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Portは、アーティストやタレントが1on1のオンライントークを販売できるツール「Talkp…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集