創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年9月21日【東京都】「働く女性のライフ・キャリアプラン応援事業制度整備助成金」

東京都は、「働く女性のライフ・キャリアプラン応援事業制度整備助成金」を実施しています。
卵子凍結に係る特別休暇制度等の仕組みを導入した企業に対し、支援を行います。
また卵子凍結を支援する福利厚生制度を整備した場合、加算します。
助成事業
卵子凍結のための休暇制度等整備事業:20万円
卵子凍結のための休暇制度等及び福利厚生制度整備事業:60万円
事前エントリー受付期間
2023年9月22日(金)10:00~10月6日(金)17:00
予定数
20社
国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査」(2015年)によると、不妊を心配したことがある(または現在心配している)夫婦の割合は35.0%で、子どものいない夫婦では55.2%となっています。
また、実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は全体で18.2%で、子どものいない夫婦では28.2%となっています。つまり約5組に1組が検査や不妊治療の経験があるということになります。
年齢が高くなるほど妊娠が難しくなるほか、染色体異常の割合が高くなるという課題があります。
しかし現代社会では、しっかりとキャリアを築いたあとに、妊娠・子育てに取り組むというライフプランを立てる人が多いことから、高齢での妊娠・出産が多くなる傾向にあります。
こうした背景のもと注目されているのが卵子凍結です。
体外受精では比較的若いうちから取り組んだ方が成功率が高いという統計があります。
体外受精では冷凍保存した卵子を使用することが可能であるため、若いうちに採取した卵子を凍結保存し、妊娠したいタイミングで体外受精を行うことで、高齢になった際でも妊娠率を向上させることが可能となります。
こうした妊娠・出産といったライフイベントに関する不安をなくすことは、仕事への集中につながります。
福利厚生として卵子凍結に関する制度を整備する企業は、「働く女性のライフ・キャリアプラン応援事業制度整備助成金」を活用できます。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | キャリア 事業 働く女性のライフ・キャリアプラン応援事業制度整備助成金 制度 助成金 卵子 女性 整備 東京都 福利厚生 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年4月19日、株式会社Ex-Workは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「JOB BASE(ジョブベース)」の事前登録を開始したことも併せて発表しました。 「JOB BASE」は…
2024年3月12日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2024年度「研究開発型スタートアップの起業・経営人材確保等支援事業/ディープテック分野での人材発掘・起業家育成…
公益財団法人東京観光財団は「インバウンド対応力強化支援補助金」の公募について発表しました。 東京都内の宿泊施設、飲食店、免税店、体験型コンテンツ提供施設等が、訪都外国人旅行者のニーズに対応した利便性や…
経済産業省関東経済産業局は、令和7年度「中小企業等知的財産支援地域連携促進事業費補助金(中小企業等知的財産支援事業)」の公募を開始しました。 産業支援機関が地域ステークホルダーと連携した中小企業等への…
「先端技術活用メンタルヘルスサービス開発支援事業費補助金」(企業の「心の健康投資」を支えるメンタルヘルスサービス導入促進事業)のご案内です。 人材・組織に関する課題を持つ中小企業を対象に、サービス利用…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…