注目のスタートアップ

デジタル貿易プラットフォームを開発・提供する「STANDAGE」が「C&Rインキュベーションラボ」からの出資により資金調達

company

2023年9月20日、株式会社STANDAGEは、株式会社C&Rインキュベーション・ラボから出資を受けたことを発表しました。

また、事業面での業務提携を視野に入れており、ブロックチェーンやAIなどWeb3技術のBtoBサービスへの活用等に向けて包括的に協議していきます。

STANDAGEは、ブロックチェーンとデジタル通貨を活用した国際貿易決済システムなど、貿易業界のDXに関わる各種プロダクトを開発しています。

2022年から、貿易の売り手と買い手のマッチングから、決済・ファイナンス、貨物配送など、すべての貿易業務を完結できるデジタル貿易プラットフォーム「デジトラッド」を提供しています。

C&Rインキュベーション・ラボは、株式会社クリーク・アンド・リバーのグループ企業です。C&R社は映像、ゲーム、Web、広告・出版、建築、コンピュータサイエンスなどのプロフェッショナルエージェンシー事業を展開しています。


国内市場は、少子高齢化による人口減少により、長期的に縮小が予測されています。

したがって、今後も経済的な成長を目指すには、海外の需要を獲得することが重要となります。

一方、海外との物品のやり取りである貿易は、非常に煩雑な業務/業界であることが知られています。

とくに物流や相手先との交渉・契約については非効率的であり、企業において貿易を推し進める際の大きな障壁となっています。

近年、こうした貿易業務を効率化したり、貿易業界全体をDXしたりするプレイヤーが登場し、貿易のデジタル化が進められています。

STANDAGEは、貿易を丸投げできるパッケージサービス「デジトラッド」を提供し、輸出事業への参入を目指す中小企業を支援しています。

ビジネスのさらなる成長には戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB C&Rインキュベーションラボ STANDAGE クリーク・アンド・リバー スタンデージ デジタル デジタルフォワーダー デジタルフォワーディング デジトラッド ブロックチェーン 出資 支払い 新興国 暗号資産 株式会社 海外展開 貨物 貿易 貿易プラットフォーム 資金調達 輸入 輸出 輸出入 配送
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「Chatwork」と「OLTA」が業務提携 「Chatwork 早期入金 powered by OLTA」をリリース
2019年12月5日、OLTA株式会社と、Chatwork株式会社は、業務提携契約を締結したことを発表しました。 これにより、Chatworkが提供するビジネス・チャット・ツール「Chatwork」に…
ソーシャルアプリ「TapNow」を提供する「サンゴテクノロジーズ」が1.9億円調達
2023年10月16日、サンゴテクノロジーズ株式会社は、総額1億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 サンゴテクノロジーズは、ソーシャルアプリ「TapNow」を提供しています。 スマ…
セールスコンサルティングサービスを提供する「Grand Central」が8.9億円調達
2024年12月11日、株式会社Grand Centralは、総額8億9000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Grand Centralは、営業領域に特化したコンサルティングサービスを提…
入出荷予約受付サービス「telesa-reserve」 遠隔受付とドライバーの健康状態を記録できる機能がリリース
2021年4月12日、株式会社TSUNAGUTEは、提供する「telesa-reserve(テレサリザーブ)」の新機能として、遠隔受付とドライバーの健康状態を記録できる機能をリリースしたことを発表しま…
「テラドローン」と「エアモビリティ」が「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けて業務提携
2021年1月8日、テラドローン株式会社は、エアモビリティ株式会社と、「空飛ぶクルマ」の社会実装の早期実現に向けて業務提携することを発表しました。 テラドローンは、空撮、測量、点検、データ分析、運行管…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集