「第6回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」補助金

subsidy

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「第6回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」について発表しました。

変化・変革に正面から向き合い、先端技術を活用して持続的発展を目指す中小企業者等が、更なる発展に向けた競争力の強化、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、都市課題の解決に貢献し、国内外において市場の拡大が期待される産業分野におけるイノベーションの推進、後継者による新たな取組みに必要となる機械設備等を新たに導入するための経費の一部を助成します。

助成対象事業

以下のいずれかに合致する事業であること。

「競争力・ゼロエミッション強化/賃上げ促進」
更なる発展に向けて競争力強化を目指した事業展開に必要となる機械設備を新たに導入する事業。なお、競争力を強化しながら大きく事業の省エネを実現するために必要となる機械設備を新たに導入する場合や、競争力強化に併せて一定の賃上げを実施する場合は、助成率を引き上げる。

「DX推進」
IoT、AI、ロボット等のデジタル技術の活用により、新しい製品・サービスの構築や既存ビジネスの変革を目指した事業展開に必要となる機械設備を新たに導入する事業。

「イノベーション」
都市課題の解決に貢献し、国内外において市場の拡大が期待される産業分野において、新事業活動に取り組むことで、イノベーション創出を図るために必要となる機械設備を新たに導入する事業。

「後継者チャレンジ」
事業承継を契機として、後継者による事業多角化や新たな経営課題の取り組みに必要となる機械設備を新たに導入する事業。

申請予約期間

申請予約期間:2023年10月30日(月)~11月7日(火)17時まで
申請受付(書類提出期間):2023年10月30日(月)~11月7日(火)17時まで
※国(デジタル庁)で提供する電子システム「Jグランツ」にて受付けます。


経済産業省は、2025年までに日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できない場合、最大で年間12兆円もの経済損失が生じる可能性があると警告しています。

DXとは、単なるデジタル化ではなく、テクノロジーとデータの有効活用により、企業や組織を根本的に変革し、競争力を確立する施策のことです。

DXの実現には、AI、IoT、ロボット、ブロックチェーンなどの最先端テクノロジーを導入し、それらを活用するための設備投資が必要です。しかし、設備投資はコストがかかるため、中小企業はDXへの予算調達に課題を抱えています。

同時に、世界的には環境に負荷をかけない経済活動への移行が進んでおり、これへの対応も急務とされています。

「躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」は、競争力強化のための設備投資を支援する助成金制度であり、最大1億円の助成金を受け取ることができます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ DX 公益財団法人 助成金 東京都中小企業振興公社 補助金 設備投資 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業
詳細はこちら

第6回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【11月15日締切】「雇用就農資金(雇用就農者育成・独立支援タイプ、新法人設立支援タイプ)」第3回募集
令和6年度第3回「雇用就農資金(雇用就農者育成・独立支援タイプ、新法人設立支援タイプ)」のご案内です。 2024年10月15日(火)から、農業法人等が就農希望者を雇用して農業就業又は独立就農に必要な実…
現場業務のDXを支援するソリューション「コネクテッドワーカーソリューション」を提供する「FairyDevices」が21億円調達
2023年6月6日、FairyDevices株式会社は、総額約21億円の資金調達を実施したことを発表しました。 FairyDevicesは、現場業務のDXを支援する「Connected Worker …
「LRT・BRT導入利用促進事業」2次公募
一般社団法人地域循環共生社会連携協会は、令和5年度「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域の公共交通×脱炭素化移行促進事業)」における「交通システムの低炭素化と利用促進に向けた設備整備事業(LRT…
「IT導入補助金2023」の「通常枠(A類型・B類型):8次締切分」「セキュリティ対策推進枠:8次締切分」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):13次締切分」補助事業者が採択
中小企業庁は、「IT導入補助金2023」における、「通常枠(A類型・B類型):8次締切」「セキュリティ対策推進枠:8次締切」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型):13次締切」の補助事業者を…
「スマート農業の全国展開に向けた導入支援事業のうち農業支援サービス導入タイプ」補助金
農林水産省は、令和3年度「スマート農業の全国展開に向けた導入支援事業のうち農業支援サービス導入タイプ」の第5次公募について発表しました。 ポストコロナを見据え、国産農林水産物の需要増加への対応等を進め…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集