創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年9月6日デジタルアセットの会計・税務・データ管理サービスを提供する「Aerial Partners」が2.7億円調達

2023年9月4日、株式会社Aerial Partnersは、総額約2億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Aerial Partnersは、暗号資産(仮想通貨)を中心とするデジタルアセットや、その他金融資産に関するデータ管理基盤を提供しています。
トランザクション・資産状況の管理を通じ、企業の経営管理や会計・法定帳簿作成、個人投資家の暗号資産取引を支援しています。
サービスとしては、デジタルアセットを取り扱う事業者に向けたデータ管理ソリューション「Aerial Data Management(ADM)」、暗号資産の確定申告を税理士がサポートするサービス「Guardian」、複雑な暗号資産の損益計算を自動で行うサービス「Gtax」を提供しています。
ブロックチェーン技術をコアとした暗号資産(仮想通貨)は、将来的に既存の通貨を代替し、決済を変革する可能性がありますが、現在は主に投機の対象として注目されています。
暗号資産の売却益は雑所得に分類されるため、利益が出た年は確定申告が必要となります。
一方で、暗号資産取引を行う投資家の多くは、複数の取引所を利用して通貨の移動・売買を行います。そのため取引所側では損益額を算出できなくなり、投資家自身がすべての取引データを集約し、損益額を計算する必要があります。
また、暗号資産では通常の売買以外にも、レバレッジ取引やレンディングといった多様な取引があるため、確定申告に必要な損益計算が非常に複雑になります。したがって、損益計算サービスが求められているのです。
ビジネスのさらなる成長には戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | Web3 サポート データ 仮想通貨 企業 会計 作成 個人投資家 取引 基盤 支援 暗号資産 株式会社 確定申告 税務 税理士 管理 経営管理 自動 資産 資金調達 金融 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年7月9日、株式会社アノマリーは、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アノマリーは、ストリートダンスを軸とし、ダンス事業、イベント事業、メディア事業、映像事業、プロ…
2023年11月10日、株式会社NATSLIVEは、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 NATSLIVEは、クックパッド株式会社のクッキングライブ配信サービス「クックパッド…
オイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社が運営するフードイノベーション領域に特化したCVCファンド「Future Food Fund 2号」は、株式会社Eco…
2020年10月12日、株式会社プレイドは、ランサーズ株式会社と業務提携したことを発表しました。 この提携により、フリーランス向けの教育プログラム「KARTE CXパートナープログラム」の提供を開始し…
2023年2月27日、株式会社ピアズは、bravesoft株式会社より、CVC事業の第3号案件として、第三者割当増資を引き受け、イベントテック事業に関する資本業務提携したことを発表しました。 brav…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

