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自動運転技術を活用した物流インフラの構築を目指す「T2」が35億円調達

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2023年9月1日、株式会社T2は、総額35億円の資金調達を実施したことを発表しました。

T2は、自動運転技術を活用した物流インフラの構築を目指しています。

レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスでドライバー不足を解消することを目指しています。

2023年4月に高速道路上での自動運転トラックの自律走行に成功しています。

今回の資金は、幹線輸送サービスの開発の加速などに充当します。


自動車などの自動運転を実現する自動運転技術は、交通事故の大幅な減少、輸送における人件費の削減、交通の効率化と渋滞の緩和、人びとの移動手段の革新など、さまざまな変革を実現する次世代技術です。

自動車などの車両に起因する多様な社会課題解決に役立つものとして、日本のみならず世界中で研究開発が推進されています。

自動運転は、運転をどこまで自動化するかによって以下の6段階にレベルがわけられています。
レベル0:運転自動化なし
レベル1:前方を走る車に追従するなどの運転支援
レベル2:ハンドルから手を離すハンズオフ状態での走行
レベル3:特定の領域(過疎地域や高速道路)での完全自動運転(ただし警告などに応じてすぐにドライバーが運転できる状態にあること)
レベル4:特定の領域(過疎地域や高速道路)での完全自動運転
レエル5:領域などの制限のない完全自動運転

日本では2023年4月に施行された改正道交法によりレベル4の自動運転が解禁されています。

ところで、道路さえあれば全国くまなく荷物を運べるトラックは、その利便性から国内貨物輸送の中心的な存在となっています。2020年度は、全輸送のうち55.3%が自動車が担っているというデータがあります。

一方、トラック輸送業は、深刻な人手不足に陥っているほか、「2024年問題」という大きな課題に直面しています。2024年問題とは、2024年度からドライバー1人あたりの時間外労働が年960時間に制限されることから生じる諸問題のことです。

たとえば、時間外労働の制限により、1人のドライバーが担っていた長距離輸送の見直しが必要になります。300km以上の輸送については、鉄道・航空・船などへの転換や、中継地点を活用した中距離輸送の導入が必要となります。

したがって、トラック輸送における自動運転技術は、こうした人手不足の問題と、長距離輸送の問題を一気に解決できるものであり、その実現が待たれています。

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