注目のスタートアップ

後払い型(ISA)のリスキリング転職プラットフォームを展開する「WorX」が1.5億円調達

company

2023年8月31日、WorX株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

後払い型(ISA)リスキリング転職プラットフォーム「WorX」を運営しています。

越境転職(業界・職種未経験の転職)に必要な知識やスキルの習得と転職活動の双方を支援するサービスです。

学費や入学金は不要で、転職決定後に理論月収の10%を24か月間支払うという後払い型(ISA:Income Share Agreement)を採用しています。

2023年8月現在、テックセールスへの転職成功を実現するカリキュラムを提供しています。今後さらにコースを拡充させていく計画です。

今回の資金は、マーケティング活動の強化、新コースの設立、受講生トレーニングを強化するAIテクノロジーの実証実験などに充当します。


近年、テクノロジーが急速に発展し、専門的なスキルを持つ人材や、テクノロジーを駆使した仕事を行うことができる人材が求められています。

また、AI(人工知能)は、ある領域の仕事を駆逐する可能性も持っていることから、現在これらの領域で仕事をしている人びとは、新たなスキルを身につけ、別の仕事を見つける必要があります。

こうした背景から、リスキリングという考え方が広まってきています。

リスキリングとは、社会人に対し、将来の業務などに役立つスキルや知識の教育を行うことを指します。

「WorX」は、リスキリングによって、未経験の業界への転職を支援するサービス「WorX」を展開しています。

また、学費の支払いモデルとしてISAを採用していることが特徴的であり、これによって入学金・受講料などを支払うことが難しい人にも教育の機会を提供しています。

ISAは、米国のブートキャンプ型のプログラミングスクールからはじまったといわれる新たな契約モデルであり、所得による教育格差を改善できるモデルとして、米国を中心に世界の教育機関やブートキャンプで採用されています。

教育や学習は企業の成長にとっても重要です。なかでも読書は効率的かつコストパフォーマンスの良い学習方法のひとつであるため、創業期には大きな助けとなってくれるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、書店員が選ぶ社員教育に使える本10選を紹介しています。

また、企業を成長させるには資金調達に関するノウハウもしっかりと身につけることが肝心です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功に導くためのノウハウなど、さまざまな資金調達に関するノウハウを提供しています。無料で送付しているので、ぜひご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ カリキュラム スキル スクール トレーニング プラットフォーム リスキリング 後払い 株式会社 知識 資金調達 転職
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

360度VRコンテンツを簡単に制作・編集できるクラウドソフトウェア提供の「スペースリー」が4億円調達
2022年9月6日、株式会社スペースリーは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 スペースリーは、360度VRコンテンツを簡単に制作・編集できるクラウドソフトウェア「スペースリー」を開発…
Honda発スタートアップ「Ashirase」 視覚障害者向け靴装着型IoTデバイス/ナビゲーションアプリを開発中
株式会社Ashiraseは、靴装着型IoTデバイス及びナビゲーションアプリを開発しています。 Ashiraseは、本田技研工業株式会社(Honda)の新事業創出プログラム「IGNITION」発の第1号…
IoT在庫管理システム「SmartMat Cloud」を運営する「エスマット」が資金調達
2025年6月30日、株式会社エスマットは、資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は36億円となりました。 エスマットは、IoT在庫管理システム「SmartMat Cloud(スマ…
法人向けカーボンオフセットAPI開発の「Sustineri」が5,000万円調達
2021年10月20日、Sustineri株式会社は、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 企業にサプライチェーン全体の知識がなくても、手軽にカーボンニュートラルにすることができるク…
ウェルビーイング経営支援クラウドを開発する「SUSTAINABLEME」が資金調達
2025年3月24日、株式会社SUSTAINABLEMEは、資金調達を実施したことを発表しました。 SUSTAINABLEMEは、性差医療、人的資本、Well-beingの専門知見と、AI・データイン…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集