注目のスタートアップ

「INT」がモバイルオーダーサービスを提供する「QRfoodJAPAN」の株式取得・業務提携

company

2023年8月16日、INEST株式会社は、2023年8月14日開催の取締役会において、子会社のINT株式会社が、株式会社QRfoodJAPANの株式を取得し、QRfoodJAPANとの間で業務提携契約の締結を行うことを決議したことを発表しました。

孫会社である株式会社アイ・ステーションは、QRfoodJAPANと業務提携契約を締結します。これにより、QRfoodJAPANが日本で運営・管理する中国最大級の飲食店向けアプリ「2Dファイヤー」の日本版サービスである「QR food」を独占的に総販売代理店として展開します。

「2Dファイヤー」は、アジアを中心に約4万店の飲食店に導入され、2億人を超えるアプリ登録者数を有するモバイルオーダーアプリです。スマートフォンとQRコードを利用し、メニューの電子化と支払いの電子化を実現するサービスです。

QRfoodJAPANは、「2Dファイヤー」のノウハウやシステムを日本で運営・管理する会社として、2021年10月に設立された企業です。

日本市場に向けメニュー管理や多言語対応などの機能追加や改善を行い、飲食店舗向けモバイルオーダーアプリ「QR food」を提供しています。

アイ・ステーションは、店舗向けに集客やDXなどのソリューション支援を行っています。


さまざまな業界での深刻な人手不足が、業務の効率化と省人化を実現するためのデジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性を一段と高めています。

飲食業界においても、人手不足の問題が既に深刻化しており、その上にコロナ禍の影響が重なっています。そのため、現在においても人員不足を克服することに苦心している状況です。

このような状況を踏まえ、飲食業界全体でデジタル化による業務効率化、人員削減、自動化の要望が、事業規模に関わらず高まっています。

例えば、コロナ禍においては、非接触のサービス提供が重要視され、モバイルオーダーなどのスマートフォン経由での注文・決済が広がりました。

モバイルオーダーは、注文の受け付けを従来の方法に比べて効率化し、誤った注文を減らすことができるため、多くの飲食店で業務効率向上に寄与しています。

同様に、電子化されたメニューは、印刷コストを節約するだけでなく、メニューの更新や改訂が容易になる利点があります。

これらの利点から、モバイルオーダーシステムは今後ますます普及が進むと見込まれます。

シリーズ累計200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の飲食に特化した別冊「飲食開業手帳」では、出店に関するノウハウや、資金繰りの改善方法、スタッフの採用・教育など、飲食店の開業に必要なノウハウを提供しています。

また、事業の拡大のためには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ 2Dファイヤー INEST INT QR food QRfoodJAPAN QRコード アイ・ステーション メニュー モバイルオーダー 株式会社 業務提携 電子化 飲食店
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

与信プラットフォーム「Credit as a Service」展開の「Crezit Holdings」が6.5億円調達
2022年2月24日、Crezit Holdings株式会社は、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 消費者信用事業(貸金・割賦販売など)に参入したい企業に対し、金融サービス…
アバターロボット「newme」やアバター技術に関するコア技術を開発するANA発スタートアップ「avatarin」が20億円調達
2023年4月5日、株式会社日本政策投資銀行、株式会社三菱UFJ銀行は、avatarin株式会社による総額20億円の第三者割当増資(シリーズAラウンド)を引き受けたことを発表しました。 avatari…
NFTメタバースアイドルゲーム開発の「エヌエフティアーツ」が1,200万円調達
2022年1月27日、エヌエフティアーツ株式会社は、総額1,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スマートフォン向けリズムゲーム『アイドルコネクト』や、VTuberプロジェクト「ウタゴエ…
リアルなコミュニティ施設の企画・運営や地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を手がける「PIAZZA」が1.2億円調達
2023年7月19日、PIAZZA株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 PIAZZAは、リアルなコミュニティ施設の企画・運営や、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」…
「Hmcomm」が音声AI自動応答システム運用サービスをリリース
Hmcomm株式会社は、音声AI自動応答システム運用サービスを提供することを発表しました。 この新サービスは、すでに提供している、音声AI電話自動応答システム「Terry」と、自社運営のコールセンター…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集