注目のスタートアップ

政策作りプラットフォームを運営する「issues」が2億円調達

company

2023年8月15日、株式会社issuesは、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

政策作りプラットフォーム「issues」を運営しています。

議員が取り組むイシューごとのSNS広告によって地元住民の声を集め、住民と議員がDMによってコミュニケーションを行ったり、対面・Zoomで意見交換会を開催できる機会を創出しています。

これにより、住民が当事者として直面する生活課題の解決や、課題解決を通じた議員などの支持拡大を支援しています。

今回の資金は、採用とマーケティングの強化に充当します。

これにより、全国の市議・県議へのさらなる浸透、国会議員・政党支部向けの新規プロダクト開発・拡張を図ります。


政治は社会の秩序の維持と発展を担う存在です。そのため市民は地域課題や生活上の課題の解決を政治に求めます。

しかし、こういった市民の声が役所や地域の議員に適切に届くことがなければ、議員・議会は適切な意思決定を行うことができません。現在の社会はこうした市民の声を吸い上げる仕組みが上手く機能していない、あるいは不足していることが大きな課題となっています。

とくに近年は、40代以下の若い世代を中心に、政治的・社会的活動への意欲が低下しており、政策が高い年齢層に偏ってしまっているという課題を抱えています。

したがって、さまざまな年齢層の市民が当事者として政治・社会に参加できるような仕組みが求められています。

こうした背景のもと注目されているのがPoliTechです。PoliTechは、Politics(政治)とTechnology(技術)を組み合わせた言葉であり、テクノロジーを駆使して政治を変革することを目指す領域です。

issuesは、オンライン上で市民と議員をつなぐ政策作りプラットフォーム「issues」の運営を通じ、政治・政策作りの課題解決を目指しています、

ビジネスにおいてもニーズを捉えることは非常に重要です。近年はSNSの普及によりユーザーの生の声を集めやすくなっています。「冊子版創業手帳」では、SNSの活用法などマーケティングに関するノウハウを詳しく解説しています。

また、大規模なマーケティングを実施するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ issues PoliTech SNS イシュー コミュニケーション プラットフォーム 政策 株式会社 議員 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

超小型衛星用の推進機を開発する「Pale Blue」が7,000万円調達
2020年10月21日、株式会社Pale Blueは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 2020年4月に設立された東京大学発ベンチャーで、安全無毒で取扱い性・入手性の良い水…
アートECモール「Art Scenes」やオークションシステム「Otosell」など展開の「TODOROKI」が資金調達
2022年4月27日、株式会社TODOROKIは、資金調達を実施したことを発表しました。 TODOROKIは、アートECモール「Art Scenes」、オークションシステムサービス「Otosell」、…
核酸医薬品の実用化を目指す「ルクサナバイオテク」が12.2億円調達
2021年12月16日、ルクサナバイオテク株式会社は、総額12億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 大阪大学で蓄積された核酸化学技術を基礎とし、安全かつ効果的な核酸医薬品の実用化を…
IT投資におけるスマートな意思決定をサポートするSaaS「digsas」クローズドα版がリリース
2020年12月15日、株式会社digsasは、「digsas」のクローズドα版を2021年1月4日にリリースすることを発表しました。 「digsas」は、IT投資におけるスマートな意思決定をサポート…
シェア買いアプリ「カウシェ」運営の「X Asia」が1.8億円調達
2020年11月30日、株式会社X Asiaは、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シェア買いアプリ「カウシェ」を運営しています。 商品を選び、割引価格での購入を決定した…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集