注目のスタートアップ

アジアへの越境ECを支援する「アジアンブリッジ」と「ラバブルマーケティンググループ」が資本業務提携

company

株式会社ラバブルマーケティンググループは、アジアンブリッジ株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。

アジアンブリッジは、アジア向け越境EC支援事業として、FDA申請、貿易、フルフィルメントなどを一貫して行う越境ECワンストップサービスを提供しています。

また、越境ECのためのマーケティング支援や越境EC当該国でのオフライン販売支援を手がけています。

ラバブルマーケティンググループは、マーケティングの運用領域を主軸として事業を展開しています。

東南アジアへの海外展開と拡大するインバウンド市場への事業展開を成長戦略として掲げており、2023年3月に、DTK AD Co.,Ltd.(本社:タイ王国 バンコク)を連結子会社化し、タイを中心に東南アジア地域5か国でSNSマーケティング事業を展開しています。

今回の提携により、DTK ADとアジアンブリッジは、両社が持つSNSマーケティングやWeb制作のノウハウを融合させ、お互いの事業の発展を目指して協業していく予定です。

また、ラバブルマーケティンググループの子会社である株式会社コムニコは、アジアンブリッジとの協業により、東アジア地域を対象としたインバウンド支援パッケージを提供する予定です。


越境ECとは、ネット通販により海外の顧客に商品やサービスを提供する手法です。

経済産業省の「令和3年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によれば、2021年において中国消費者が日本事業者からの購買額は2兆1,382億円(前年比9.7%増)、米国消費者が日本事業者からの購買額は1兆2,224億円(前年比25.7%増)と、着実な成長を示しており、この傾向は年々拡大しています。

国内市場は少子高齢化による縮小が見込まれる中、越境ECは海外市場の開拓を通じて企業の持続的な成長を促進する不可欠な要素とされています。

越境ECに進出する際には、現地市場に関する深い洞察力、法規制への適切な対応、現地言語での顧客サポート、Webマーケティングなどの専門知識が求められます。

こうした背景から、越境ECへの進出を検討する事業者を対象としたさまざまな支援サービスの需要が高まっているのです。

ECはコロナ禍において販路開拓や販路拡大のための重要なチャネルとなりました。一方でECにはEC独自の集客ノウハウが存在します。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。

また、新たな事業に参入するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EC SNSマーケティング Web制作 アジア インバウンド マーケティング マーケティング支援 ワンストップ 支援事業 東南アジア 株式会社 海外展開 貿易 資本業務提携 越境EC
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

モノ情報Webマガジン「SAKIDORI」がモノ特化のクラウドファンディング・サイトをオープン
2019年8月27日、株式会社WILBYは、「SAKIDORI Store(サキドリ ストアー)」を2019年8月20日より開始したことを発表しました。 WILBYは、話題のモノ情報を紹介するWebマ…
健康管理用スマートリング「SOXAI RING」を開発・提供する「SOXAI」が8.8億円調達
2024年6月21日、株式会社SOXAIは、総額8億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SOXAIは、健康管理用スマートリング「SOXAI RING」を開発・提供しています。 さま…
リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を展開する「Psychic VR Lab」が5億円調達
2023年3月31日、株式会社Psychic VR Labは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Psychic VR Labは、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」や、「S…
量子コンピューター向けアルゴリズム・ソフトウェアを開発する「QunaSys」が12.4億円調達
2022年3月28日、株式会社QunaSysは、総額12億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 QunaSysは、量子コンピューター向けアルゴリズムやソフトウェアの研究開発、量子化学…
恋愛に特化したメタバース「Memoria」を開発する「Flamers」が1億円調達
2022年10月11日、株式会社Flamersは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Flamersは、恋愛特化メタバース「Memoria」の開発や、長期インターンの求人サービス「Vo…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集