創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年8月8日がんなどの病変を光らせて特定化する蛍光診断薬(ナビゲーションドラッグ)を開発する「五稜化薬」が2.8億円調達

2023年7月31日、五稜化薬株式会社は、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
五稜化薬は、乳がんの体外診断薬(GCP-006)をリード製品として、食道がんなど複数のナビゲーションドラッグ(体外および体内診断薬)の開発を行っています。
蛍光プローブを活用し、手術中などにおいて、体内外で生体組織に噴霧し、がんなどの病変を光らせて特定化する蛍光診断薬(ナビゲーションドラッグ:ND)を開発しています。
現在、ナビゲーションドラッグの早期薬事承認に向けた開発を進めているほか、開発初期にある新規候補品のパイプライン化に向けた研究開発を進める計画です。
今回の資金は、これらパイプラインの開発に充当する予定です。
2021年にがんで死亡した人の推計値は約38万人で、死亡総数の26.5%を占めています。さらに、がんは1981年から41年連続で第1位の死因となっています。
がんは人類にとって恐ろしい病気です。その特徴のひとつに、自己増殖し転移しやすいことが挙げられます。
体内でがんが発生してしばらくは発生した場所に留まっていますが、やがて周囲の組織深くに浸透していき、さらに血液やリンパに乗って離れた場所に侵入・転移を起こします。
現在、がん治療にはさまざまな方法がありますが、がん組織を切除する外科手術はメジャーな治療法のひとつです。
がんの切除においては、がん細胞が周囲の組織に広がっていることが多く、また転移を防ぐためにも、がん組織だけでなくその周囲の組織を広めに切除します。もし切除手術を行ったとしてもがん細胞が残ってしまえば、その後再発ということになってしまいます。
したがって、がんの手術においては、内視鏡検査や、CT・MRIなどの画像検査によって、がんが残っていないかを調べることが重要なのですが、内視鏡検査や画像検査では検査しきれないがんが残っている可能性があることが課題となっています。
五稜化薬が開発するナビゲーションドラッグは、蛍光プローブを用いて微小ながんを可視化する技術です。手術中にがんを光らせ、微小ながん部位も可視化することで、残らず取り除くことをサポートすることを実現します。
研究開発を進めるには資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | がん 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年2月16日、株式会社Rehab for JAPANは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Rehab for JAPANは、科学的介護ソフト「Rehab Cloud(リハブ…
2024年5月14日、Onedot株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Onedotは、ペットO2Oプラットフォーム「Petnote」、育児メディア「Babily」、訪日イ…
2025年10月30日、株式会社アールティは、資金調達を発表しました。 リード投資家は日本精工株式会社です。 アールティは、ヒューマノイドロボットや四足歩行ロボットを中心に、AIとハードウェアの両面か…
2024年7月18日、ONESTRUCTION株式会社は、株式会社山陰合同銀行と日本政策金融公庫の協調により、1億円のデットファイナンスを行ったことを発表しました。 ONESTRUCTIONは、ope…
2023年6月28日、株式会社コンシェルジュは、資金調達を実施したことを発表しました。 コンシェルジュは、チャットボット/LINE拡張プラットフォーム「KUZEN(クウゼン)」を提供しています。 LI…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…


