「地方版図柄入りナンバープレートの寄付金活用事業に対する助成事業」

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公益財団法人日本デザインナンバー財団は、令和5年度「地方版図柄入りナンバープレートの寄付金活用事業に対する助成事業」について発表しました。

日本デザインナンバー財団が寄付金を基に、地方版図柄入りナンバープレートの導入地域において、交通改善・観光振興等に資する取り組みの支援を行うものです。

対象事業

地方版図柄入りナンバープレート導入地域において実施される次に掲げる事業であって、協議会が選定した事業とし、事業の期間が単年度もしくは、複数年度にわたる事業を対象とします。

公共交通機関等のバリアフリー化に資する事業

(事業の例)
・ノンステップバス、リフト付きバス、ユニバーサルデザインタクシーの普及
・移動支援のための福祉車両の購入
・観光地設備のバリアフリー化に係る取り組み など

公共交通の輸送の円滑化、輸送力の強化に資する事業

(事業の例)
・連節バス、バス専用道等を組み合わせて、公共交通の速達性・定時性の確保や輸送能力の増大を可能とするBRT(Bus Rapid Transit)の普及
・イベント等における臨時バスの運行、周遊パスの発行 など

公共交通機関等の利便性の向上・観光旅行客の受入れ体制の強化に資する事業

(事業の例)
・外国人旅行客等が公共交通の移動中でも交通情報の円滑な収集が可能となるバスやタクシー等の車内、乗降場所への無料公衆無線(Wi-Fi)の設置
・多言語対応のタクシー配車アプリの普及等
・バス停留所等の整備
・二次交通が不便な地域におけるレンタサイクルの普及促進(自転車導入やサイクルラック設置費用等)
・MaaS等の導入における実証実験等
・観光スポットでのゴミ拾いや落書き消し等の環境保全・美化活動
・観光情報の広報・PR
・観光促進に係る取り組み
・観光客誘客に関する取り組み
・観光イベントや誘客キャンペーンの開催に関する事業 など

次世代自動車の普及に資する事業

(事業の例)
・交通事故の削減等の抜本的な改善効果が期待される自動走行システム等の新たな自動車技術の導入に資する事業
・自動車分野における省エネ対策、地球温暖化対策、大気汚染対策に資する燃料電池自動車等の普及に資する事業 など

自動車等による交通事故防止対策、被害者救済対策に資する事業

(事業の例)
・交通遺児一時金等
・交通安全の広報・啓発
・交通安全に資する路灯や防犯カメラの設置・修理
・交通安全施設(カーブミラー、ガードレール、区画線等)、横断歩道及び周辺等への事故防止柵等の設置
・バスやタクシー等の公共交通事業者に対するドライブレコーダーやバックモニターの設置 など

公共交通機関等の維持確保に資する事業

(事業の例)
・過疎地域における地域交通の確保や、公共交通の利用促進のための広報・啓発などの環境づくり
・駅、空港からのバスや観光タクシー等の二次交通の利用促進
・公共交通の運転士の人材確保 など

街づくりに資する事業

(事業の例)
・無電柱化など、道路環境の整備に係る事業
・まちづくりに係る事業
・景観の観点からの野立広告物の撤去に係る事業 など

観光施設・拠点等の保全・整備に資する事業

(事業の例)
・観光施設や観光拠点の維持・保全に係る取り組み など

その他、上記事業と一体となって利用者利便の向上、公共の福祉に資する事業

申請期間

2023年7月20日(木)から2023年8月31日(木)まで


公益財団法人日本デザインナンバー財団は、自動車のナンバープレートの活用を通じ、交通の利便性・安全性の向上に関する事業、まちづくり・観光に関する事業、社会福祉・教育・文化・体育・国際交流・環境の保全の増進を目的とする事業に対する支援を行い、さらにこれらの事業の振興を図り、公共の福祉の増進に資することを目的として設立された法人です。

国土交通省は、2017年から「図柄入りナンバープレート」の交付を開始しています。デザインの入ったナンバープレーを望む人は、交付料金に加え、1,000円以上の寄附を行うことでフルカラー版を選択できます。

日本デザインナンバー財団はこの寄附金を活用し、さまざまな事業の支援を行っています。

「地方版図柄入りナンバープレートの寄付金活用事業に対する助成事業」は、交通改善・観光振興などの取り組みを対象とした助成金です。

交通は「まち」の活性化にとって重要な要素であり、地域課題の解決にとっても中心となる存在です。

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カテゴリ 公募
関連タグ 交通 公益財団法人 助成金 地方版図柄入りナンバープレートの寄付金活用事業に対する助成事業 日本デザインナンバー財団 補助金 観光
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Ⅰ 地方版図柄入りナンバープレートの寄付金活用事業に対する助成事業(令和5年度)

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