注目のスタートアップ

「弁護士ドットコム」と「リセ」が資本業務提携 AIレビュー支援サービス「クラウドサイン レビュー」を提供開始

company

2023年7月21日、弁護士ドットコム株式会社は、株式会社リセと資本業務提携したことを発表しました。

また、提供する契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」を通じ、AIによる契約書の自動レビュー支援サービス「クラウドサイン レビュー」を提供開始したことも併せて発表しました。

弁護士ドットコムは、契約の締結から管理までデジタルで完結させる契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」を提供しています。

リセは、契約書レビューAI支援ツール「LeCHECHK(リチェック)」を提供しています。

今回提供を開始した「クラウドサイン レビュー」は、「クラウドサイン」が提供するAIによる契約書の自動レビュー支援サービスです。

契約書ファイルをアップロードし自社の立場を選択することで、AIが即座に不利な条項や抜けている条項を指摘し、欠落条項・要注意条項・解説などを自動表示するサービスです。さらに、専門弁護士が作成した解説や自社に有利な条文サンプルが表示されるため、レビューの工数を削減できます。


企業間取引において契約は非常に重要な要素のひとつです。

そして契約書は、双方の合意事項を明文化し、トラブルなく取引を進めていくためにも重要なものとなっています。

近年はガバナンス強化やコンプライアンスの遵守が重要となっており、スタートアップや中小企業でも契約書の作成や内容の確認が重要となっています。

しかし契約書の作成・確認には、弁護士などの専門家に依頼するか、専門的な知識を持つ人材の雇用が必要となることから、それらにコストをかけることができないという企業も数多く存在しています。

とくに創業期のスタートアップは法務にコスト・時間をかけられるリソースが不足しているため、契約書の重要性をわかっていても、何らかのトラブルに見舞われてしまうというケースがあります。

そこで近年注目されているのがAIを活用した契約書レビューサービスです。

契約書レビューサービスは、作成した契約書をアップロードすることで、AIが自動で契約書レビュー(リーガルチェック)を行ってくれるサービスです。

レビュー以外にも、テンプレートなどによって契約書の作成を支援してくれる機能も搭載しているサービスがあるため、専門家がいなくても自社内で適切な契約書を作成することも可能となります。

ビジネスでは様々な法律が関わってきます。近年はガバナンス・コンプライアンスを重視する時代となってきていますので、スタートアップであってもきちんと法律を把握しておくことが肝心です。「冊子版創業手帳」では、創業期における気をつけておくべき法律について詳しく解説しています。また、無料で弁護士などの専門家も紹介していますので、ぜひご活用ください。

また、しっかりとした組織を構築するには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI LeCHECHK クラウド クラウドサイン クラウドサイン レビュー プラットフォーム マネジメント リセ リチェック レビュー 契約 契約書 契約書レビュー 弁護士ドットコム 支援ツール 株式会社 管理 自動 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クラウド型養豚経営支援システム「Porker」を手がける「Eco-Pork」に「オイシックス・ラ・大地」の投資子会社が投資を実行
オイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社が運営するフードイノベーション領域に特化したCVCファンド「Future Food Fund 2号」は、株式会社Eco…
音楽ビジネスに特化したデジタルマーケティング事業を展開する「LAB」が2000万円調達
2024年9月27日、株式会社LABは、総額2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LABは、音楽デジタルマーケティングサポート、音楽レーベル代行、音楽ビジネス向け多言語翻訳サービス、音…
ふるさと納税の返礼品としてNFT活用を推進する「あるやうむ」が2,100万円調達
2021年12月17日、株式会社あるやうむは、総額2,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ふるさと納税の返礼品としてNFTがもらえるプラットフォームを開発しています。 自治体の税収増・…
エンジニア組織の内製化をワンストップで支援する「Findy0→1」が提供開始
2021年3月23日、ファインディ株式会社は、「Findy0→1(ファインディ・ゼロ・トゥ・ワン)」の提供を開始することを発表しました。 「Findy0→1」は、エンジニア組織の内製化の戦略立案から、…
プライベートツアーサービスを展開する「otomo」が「オリエンタルランド・イノベーションズ」から資金調達
2022年5月18日、otomo株式会社は、株式会社オリエンタルランド・イノベーションズから資金調達を実施したことを発表しました。 otomoは、プライベートツアーサービス「otomo」、地域コンサル…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集