人材開発・研修事業などを展開する「アイディアポイント」と「GRI」が資本業務提携

2023年7月3日、株式会社GRIは、株式会社アイディアポイントと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

アイディアポイントは、人材開発・研修事業、コンサルティング・プロジェクト支援事業、異業種交流・オープンイノベーション事業を展開しています。

GRIは、セルフ型の予測分析基盤サービス「ForecastFlow」や、地理空間データプラットフォーム「LLoco」、データ見える化コンサルティング「Tableau」、AI開発・AI活用事業のコンサルティング、イノベーティブ人材育成事業などを展開しています。

両社は今後緊密な協力関係を構築し、解析技術やデザイン力を活かした新規事業開発支援、データサイエンス、AI・IoT分野での新しい教材開発、組織開発プログラムの提供など、幅広い分野でのサービス開発や事業拡大を計画しています。


多様な人材が働くことができる環境を整えるため、働き方の多様化が推進されています。これに伴い人材の流動性も高まり、従来の組織構造を変化させる必要が出てきています。

また、新卒一括採用や終身雇用制度を見直す企業も増え、従来の企業主導で従業員に一律の技能を習得させていく社員教育の方法が通用しないことも増えてきました。

さらに近年は、テクノロジーの著しい発展により市場が激しく変化しているほか、社会課題解決型のビジネスが求められています。そのため企業は人材に関する考え方を変える必要があります。

人材開発は、従業員それぞれの能力を最大限に引き出し、成長を促す従業員教育のことです。単純にスキルを習得させるのではなく、従業員ひとりひとりの価値を高め、組織全体の中長期的な価値向上につなげることを目的としています。

一方、厚生労働省の資料「人材開発政策の現状と課題について」(2020年12月18日)によると、人材育成に「問題がある」と答えている事業所の割合は7割を超えています。その理由としては、指導する人材の不足(58.7%)、時間の不足(49.7%)が挙げられています。

そのため、人材開発においては外部の企業・サービスのニーズが高まっており、今後さらに成長することが予測されます。

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