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「Link-U」が雑誌・漫画の読み放題サービス「ブック放題」などを展開する「ビューン」の株式を取得

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株式会社Link-Uは、2023年6月6日開催の取締役会において、株式会社ビューンの株式を取得することを決議したことを発表しました。

ビューンは、雑誌・漫画・漫画雑誌の月額読み放題サービス「ブック放題」や、法人向け読み放題サービスを展開しています。

Link-Uは、サーバープラットフォーム事業、出版社と協力した漫画アプリの開発・運用・プロモーションなどを手がけています。

今回の株式取得により、ビューンはLink-Uの持分法適用関連会社となる予定です。


出版不況という言葉が聞かれるように、出版業界の市場規模は往年に比べて縮小しています。

具体的な数値としては、紙+電子出版市場は、ピークである1996年は約2.6兆円でしたが、2021年には約1.6兆円へと大きく縮小しています。

とくに紙媒体の市場規模は年々低下の一途を辿っており、業界全体に大きな危機感が漂っています。

一方、2017年ごろから出版業界の市場規模は緩やかな上昇傾向にあり、とくに電子書籍市場の拡大が目立っています。

旧来の紙媒体とその販売方法が時代にそぐわないものとなっていたのですが、出版業界は電子書籍とレンタル販売・サブスクリプションといった仕組みを推し進めて構造を転換し、それが功を奏していると考えられます。

また、近年デジタルコミックの領域では、韓国発の縦スクロール型デジタルコミックであるWebtoon(ウェブトゥーン)が世界的な成長を見せています。

Webtoonの縦スクロール型という特徴はスマートフォンでの閲覧に最適化したものであり、時代に応じてメディアも最適化していかなくてはならないということを示唆するものでもあります。

ビューンは、日本で初めて雑誌読み放題サービスの提供を開始し、現在は漫画・旅行ガイドなどにも広げ、法人向けにも事業を展開しています。今回、出版社の漫画アプリ開発などで実績のあるLink-Uの関連会社となることで、どのようなシナジーが発揮されるのか注目が必要です。

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