注目のスタートアップ

「zooba」が1億円調達 SaaS管理サービス「zooba」の提供を開始

company

2023年5月25日、株式会社zoobaは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、2023年5月から「zooba(ズーバ)」の提供を開始することも併せて発表しました。

「zooba」は、SaaS一元管理サービスです。

コストコントロールやセキュリティの課題を可視化・分析する機能として、リスク・コストに影響があるアカウントを特定する「リスクアラート」機能、利用者へのアンケートによりアカウント管理を最適化する「アンケート機能」を特徴としています。

また、「zooba」の提供だけでなく、企業に合わせたセキュリティポリシーの策定、ワークフローの開発、社内ルールの設定などをサポートするカスタマーサクセスを提供し、企業のSaaS運用の支援も行います。


SaaS(Software as a Service)とは、ソフトウェアサービスをインターネット経由で利用するサービスのことです。

ネット環境さえあれば、ブラウザからいつでもどこでもサービスを利用できるという利便性や、オンプレミス型と異なり初期費用や更新費用がかからないことからコスト面で優位性があり、大企業だけでなく中小企業やフリーランスなど幅広く普及しています。

SaaSはビジネスのデジタル化において重要な役割を果たしており、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に伴い、さらに利用が拡大していくことが予測されます。

一方、SaaSの多くは単一の業務・領域などに特化したサービスが多いことから、企業では目的に応じて複数のSaaSを導入することになります。たとえば、これは2020年時点のデータですが、アメリカ企業は平均80のSaaSを導入していることがわかっています。

こうしたSaaS導入数が増えるにつれ顕在化してくるのが、SaaSの管理の課題です。

SaaSの利用にはID・パスワードが必要となり、これをユーザーの数だけ管理する必要があります。さらに、それぞれの契約状況・利用料金なども管理する必要があります。

SaaSはアカウントごとに料金がかかってくるという料金プランも多く、適切に利用されていない場合、余計にコストがかかります。たとえば退職した元従業員がいまだサービスを利用している、社外の人材に利用権が与えられているなどの場合、これらをカットすることが重要です。

デジタル化が推進される時代において企業を成長させるためには、SaaSなどの新たなサービスを適切に活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SaaS zooba アカウント コストコントロール サービス ズーバ セキュリティ 一元管理 株式会社 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

スマートホームサービス「SpaceCore」を提供する「アクセルラボ」が「システムシェアード」と資本業務提携 1億円調達
2023年4月3日、株式会社アクセルラボは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、引受先である株式会社システムシェアードとは、資本業務提携を締結しています。 アクセルラボは、スマートホ…
子ども向け金融教育サービス「manimo」開発の「MEME」と「GMOあおぞらネット銀行」が業務提携
2022年2月8日、株式会社MEMEは、GMOあおぞらネット銀行株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 MEMEは、子ども向け金融教育サービス「manimo(マニモ)」を開発しています。…
スマートロックなど展開の「ライナフ」と「神奈川県住宅供給公社」が安全な置き配の実現に向け連携
2022年2月21日、株式会社ライナフは、神奈川県住宅供給公社と、オートロックマンションへの安全な置き配を推進するため連携することを発表しました。 ライナフは、オートロックマンション向け置き配対応化サ…
「Propre Japan」がAIにより不動産の時価評価とバリュー・アップ・プランを提示するサービス「propREPORT」をリリース
2020年10月13日、株式会社PropreJapanは、2020年10月13日に「propREPORT(プロップレポート)」をリリースしたことを発表しました。 「propREPORT」は、AIにより…
GPU専用データセンターを運営する「ハイレゾ」が7,000万円調達
2024年2月5日、株式会社ハイレゾは、総額7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ハイレゾは、GPUデータセンターの運営、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」の提供、広告事…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集