「持続可能な食品産業への発展促進事業のうち食品産業サステナビリティ推進実証事業」補助金

subsidy

農林水産省は、令和5年度「持続可能な食品産業への発展促進事業のうち食品産業サステナビリティ推進実証事業」の公募について発表しました。

食品産業を持続可能なものとするため、国内農林水産業との連携を強化する取り組みや、環境や人権に配慮した原材料調達や食品ロス削減対策などの持続性と生産力を強化する取り組みを行います。

公募事業

「原材料価格高騰対策事業」
現下の輸入原材料価格高騰を乗り越えるため、国産原材料等への切り替えによる新商品の開発や輸入原材料の使用節減等の取り組み。

「食品産業サステナビリティ推進実証事業」
消費者ニーズに対応して、環境、社会的課題に対応した取り組みや持続可能性の高い経営。

公募期間

・2023年5月18日(木)~2023年5月31日(水)17:00(必着)


2015年に国連によってSDGs(持続可能な開発目標)が採択されて以降、国内企業では持続可能な事業の構築、あるいは持続的な事業の成長に向けた取り組みが推進されています。

日本の総人口は、2008年に1.28億人でピークを迎え、この年以降人口減少が続いています。一方、世界の人口は爆発的な増加が続いており、2030年には85.5億人に達すると予測されています。

こうした爆発的な人口増加は、エネルギーや食料資源の受給の逼迫を招きます。

すでに世界各地では農地面積をこれ以上拡大することができない状況にある地域が多く、高まる食料需要に対応することができず、食糧不足に陥る危険性が指摘されています。

とくに人間が生きていくために必要な栄養素であるタンパク質については、現在の畜産に依存した生産のままだと、早くて2025年~2030年頃には需要が上回り始めると予測されています。この危機のことをタンパク質危機といいます。

そのため、農業・水産業などの生産の現場や食品業界では、持続的に食料・食品を供給していけるような体制を構築することが強く求められています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ サステナビリティ 持続可能な食品産業への発展促進事業 農林水産省 食品 食品産業サステナビリティ推進実証事業
詳細はこちら

令和5年度持続可能な食品産業への発展促進事業のうち食品産業サステナビリティ推進実証事業の公募について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【農林水産省】「令和6年度(第2回)経営局関係補助金等」公募
農林水産省は、「令和6年度(第2回)経営局関係補助金等」の公募について発表しました。 以下の6事業が対象です。 ・新規就農者確保緊急円滑化対策のうち農業の魅力発信支援事業(就1) ・雇用就農緊急対策の…
【1/27開催】「3大学+1企業産学連携アグリ食品セミナー 「2030年の食卓」」
一般財団法人バイオインダストリー協会、森ビル株式会社が主催するオンラインセミナー「3大学+1企業産学連携アグリ食品セミナー 「2030年の食卓」」が開催されます。 3大学と1企業がARCH 虎ノ門ヒル…
「ポストコロナを見据えたサプライチェーンの緊急強化対策事業」補助金
農林水産省は「ポストコロナを見据えたサプライチェーンの緊急強化対策事業」について発表しました。 ポストコロナ下で経済の再生と社会情勢や需要の変化を見据え、卸売市場や食品卸団体等が取り組む生鮮食料品等の…
【農林水産省】令和6年度「鳥インフルエンザに関する情報」
農林水産省は、令和6年度における鳥インフルエンザに関する情報をホームページに掲載しています。 令和6年度秋以降の高病原性鳥インフルエンザに関する情報を掲載しています。 鳥インフルエンザの防疫措置の進捗…
独自の発酵技術で未利用資源を付加価値ある素材にアップサイクルする「ファーメンステーション」が2.3億円調達
2024年1月30日、株式会社ファーメンステーションは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファーメンステーションは、独自の発酵技術と未利用バイオマス・微生物データベースを…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集