「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」補助金 6/12締切

subsidy

一般財団法人日本冷媒・環境保全機構は、令和5年度「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」の公募について発表しました。

冷凍冷蔵倉庫、食品製造工場、並びに食品小売店舗におけるショーケースその他の脱炭素型自然冷媒機器を導入する事業に補助金を交付します。

補助金

・上限5億円(フランチャイズ形態のコンビニは2.5億円)・経費の1/3以内

応募受付期間

・2023年5月11日(木)~2023年6月12日(月)17:00必着


冷蔵庫や冷凍庫などの機器は、フロンという冷媒を使用しています。しかし、フロンはオゾン層破壊効果と温室効果が問題とされ、先進国では20世紀に生産が中止されました。

現在、中止されたフロンに代わる冷媒として、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)やハイドロフルオロカーボン(HFC)などが使われています。しかしながら、これらの代替フロンもオゾン層破壊効果と温室効果が認識されており、各国では削減策が進められています。

このような背景から、最近ではフロンを使わないノンフロンの機器が開発され、既に市場に数多く登場しています。さらに、高い省エネ性能を持つ機器もあるため、冷蔵庫などの使用業者は、こうした機器を導入することでコスト削減が可能です。

しかし、導入にはかなりのコストがかかることが想定されるため、脱フロン・脱炭素化に取り組む企業は「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」などの補助金を上手に活用することが重要です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ 環境対策 食品
詳細はこちら

環境省 令和5年度「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」の公募について

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

植物性代替卵を開発する「UMAMI UNITED」が3.1億円調達
2025年10月27日、UMAMI UNITED株式会社は、総額3億1000万円の資金調達を発表しました。 UMAMI UNITEDは、植物性代替卵の研究開発に取り組んでいます。 加熱凝固性、気泡性、…
学校と給食会社をマッチングするフードデリバリーサービスを運営する「PECOFREE」が1.7億円調達
2024年3月8日、株式会社PECOFREEは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 PECOFREEは、学校と給食会社をマッチングするフードデリバリーサービス「PECOFR…
AI需要予測により食品廃棄ゼロを目指す「WonderPalette」が2,100万円調達
2024年7月31日、株式会社WonderPaletteは、2,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 WonderPaletteは、食品業界に特化したAI需要予測SaaS「Wonder予…
【11/30締切】フードテック官民協議会主催「フードテックビジネスコンテスト」アイデア募集中
フードテック官民協議会主催「フードテックビジネスコンテスト」のご案内です。 フードテックは、人口増加に対応した食料供給や環境保護等の社会課題の解決につながると期待されています。 また健康志向やアレルギ…
令和5年度補正予算「食品原材料調達リスク軽減対策事業」補助金(6/28締切)
令和5年度補正予算「食品原材料調達リスク軽減対策事業」のご案内です。 輸入食品原材料の調達リスクを抱える食品製造事業者等に対し、産地との連携強化、原材料調達先の多様化の取り組みを支援することでフードサ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集