注目のスタートアップ

地域おこしサービス「HERO」を提供する「GreatValue」が3,000万円調達

company

2023年4月28日、株式会社GreatValueは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

GreatValueは、地域おこしサービス「HERO」を提供しています。

商店街・商工会・まちおこし会社を主体とした助け合いサービスです。地域の困っている人と助けられる人をつなぐ助け合いを軸に、見守り・応援掲示板・地域商品券・ポイント連携・アンケート機能・投げ銭機能、などさまざまな機能を一体的に提供しています。

得られたポイントは地元応援店で利用でき、共生社会の創造と地域循環経済の構築を同時に実現します。

今回の資金は、人事の確保、サービスの拡充、サポート強化、機能拡充に充当します。


かつてそれぞれの地域では、近隣住民とのつきあい、町内会・自治会などの地縁組織への参加、ボランティア団体などへの参加などにより、地域での程よいつながりが生まれていました。

しかし近年はこうした町内会などの組織への参加率も低くなり、さらに東京一極集中、単身高齢者の増加、少子高齢化による人口の減少などの社会の変化も相まって、地域のつながりが希薄化しています。

地域のつながりの希薄化により、深刻な孤独を抱える人が増加したり、日常生活での困りごとを相談・解決できなかったり、災害時のリスクが高まるといった問題が生じています。

さまざまな社会課題・地域課題が顕在化する現在、地域のつながりはこうした課題をある程度解決できる可能性があるものとして注目されており、地域のつながりを創出する取り組みや、それを超え、地域共生社会を実現する取り組みが推進されています。

株式会社GreatValueのコメント

このニュースを受けまして、株式会社GreatValue 代表取締役 廣澤孝之氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

導入先増加に対応する人員採用とシステム強化になります。

・今後の展望を教えてください。

まずは早期に1724自治体の内、30%517地域へ導入を目指します。その上で、誰も1人にならないように、サービス名のまちの”ヒーロー”が世界中に増えるように努めていきます。

・読者へのメッセージをお願いします。

当社サービスはイニシャル0円で即導入可能で、還元モデルとなっていますので売上を得て持続可能に出来る仕組みです。(特許取得済)

予算に困って取り組みが出来ない地域がありましたらぜひ当社のサービスをお伝え頂ければ幸いです。

社会課題を解決するにはさまざまな企業・自治体との協力が欠かせません。そのため自社とのシナジーが高そうな企業などに積極的にアプローチをかけることが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、人脈を広げるためのネットワークづくりや商工会議所の活用法について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ GreatValue HERO サービス ポイント まちおこし 共助 共生 共生社会 地域 地域おこし 地域コミュニティ 地域循環経済 株式会社 見守り 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

分野横断型専門家コミュニティを運営する「BAMBOO INCUBATOR」が2000万円調達
2024年9月10日、株式会社BAMBOO INCUBATORは、総額2000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 BAMBOO INCUBATORは、分野横断型専門家コミュニティ「BAMBO…
ヴィーガン商品専門EC「ブイクックスーパー」などを運営する「ブイクック」が1.1億円調達
2023年1月26日、株式会社ブイクックは、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ブイクックは、ヴィーガン商品専門EC「ブイクックスーパー」、ヴィーガンレシピ投稿サイト「ブイ…
量子コンピューター向けソフトウェア開発の「エー・スター・クォンタム」が3億円調達
2020年11月2日、株式会社エー・スター・クォンタムは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 量子コンピュータの基盤技術の確立への貢献と、ゲート方式とアニーリング方式のどちらにも関わる…
電力卸売業の「エナジーグリッド」が12億円調達
2022年10月3日、エナジーグリッド株式会社は、総額12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 エナジーグリッドは、2022年2月から、小売電力事業者として事業を開始しています。 エナジーグリ…
組織のデジタル技術活用を支援するコンサルティング企業「オートノマス」が5,900万円調達
2023年10月17日、株式会社オートノマスは、総額5,900万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オートノマスは、組織のデジタル技術活用を支援するコンサルティング企業です。 生産活動における…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集