「利用者向けデジタル活用支援推進事業」補助金

subsidy

令和4年度第2時補正予算「利用者向けデジタル活用支援推進事業」を実施する事業者(事業実施団体)の公募が開始されています。

「利用者向けデジタル活用支援推進事業」は、デジタル活用に不安のある高齢者等に対してスマートフォンを経由したオンラインによる行政手続等に関する助言・相談等を行う講習会の開催および講習会に対する講師派遣の実施に補助金を交付するものです。

公募想定スケジュール

項目 全国展開型 地域連携型 講師派遣型
公募開始 2023年4月14日(金) 2023年4月21日(金) 2023年4月21日(金)
質問受付期間 2023年4月14日(金)~5月9日(火) 2023年4月21日(金)~5月23日(火) 2023年4月21日(金)~5月26日(金)
申請書類提出期間 2023年5月6日(土)~5月12日(金) 2023年5月16日(火)~5月26日(金) 2023年5月20日(土)~5月31日(水)
評価会での審査 5月下旬 6月上旬 6月上旬
事業採択の内示 交付申請書の提出 5月下旬 6月中旬 6月上旬
交付決定(補助事業の開始) 5月下旬 6月下旬 6月上旬

日本の自治体のデジタル化は非常に遅れています。東日本大震災の際に、自治体ごとにシステムが違うなどの理由により自治体間の連携が上手くいかないといった課題が顕在化し、デジタル化の遅れは適切な自治体の運営にかかわる大きな問題であると認識されるようになりました。

さらにコロナ禍では外出自粛が要請され、行政手続きにおいてもオンライン化が求められました。これにより日本の行政のデジタル化が進み始めています。

一方行政のデジタル化が推進されても、デジタルスキルを有していない市民は、こうしたデジタル化の恩恵を受けられないという課題があります。

とくに高齢者は身体的な問題などにより役所に行くことができないこともあるため、オンラインで行政手続きが行えることは大きなメリットがあります。

そのためこうしたデジタルスキルのない人に向け、オンラインでの行政手続きを指南するような講習会などが求められています。

自治体や大企業は既存システムの刷新に大きなコストがかかりますが、創業期はなにも導入されていないまっさらな状態です。そのため最新のシステムを導入するコストが低くてすみます。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ スマートフォン セミナー デジタル デジタルスキル 利用者向けデジタル活用支援推進事業 手続き 支援 活用 行政 行政手続き 補助金 講習会 高齢者
詳細はこちら

事業者(事業実施団体)公募情報

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ14選の制度
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「IT導入補助金2023」の「デジタル化基板導入枠(複数社連携IT導入累計)」(3次締切分)交付決定事業者が更新
「IT導入補助金2023」の「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」(3次締切分)の交付決定事業者が発表されました。 「デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)」は、複数の中小企業・小…
「中小企業省力化投資補助金」支援機関向け説明会動画が公開
経済産業省は「中小企業省力化投資補助金」に関する支援機関向けの説明会動画をYouTubeチャンネルで公開しました。 「中小企業省力化投資補助金」は、IoTやロボットなどの付加価値額向上や生産性向上に効…
「IT導入補助金2024」通常枠・インボイス枠(インボイス対応類型)・インボイス枠(電子取引類型)・セキュリティ対策推進枠
「IT導入補助金2024」における最新締切のご案内です。 さまざまな経営課題を解決するためのITツール導入を支援するための補助金です。 下記5つの枠の中で、目的に合致するものに申請が可能です。 通常枠…
AI屋内位置測位システム「TRAILS」を手がける「zeteoh」が資金調達
2024年2月14日、zeteoh株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 zeteohは、AI屋内位置測位システム「TRAILS」を開発しています。 スマートフォンを活用し、ビーコン不要で…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」15次締切 7/28締切
2023年4月19日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」15次締切の公募開始について発表しました。 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金…

大久保の視点

日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
「JX Live! 2024」JX Awards大賞はNYでイチゴが大ヒットの古賀大貴さん(Oishii Farm 代表)
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集