注目のスタートアップ

時間管理ツール「TimeCrowd」を提供する「タイムクラウド」が資金調達

company

2023年4月14日、タイムクラウド株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

タイムクラウドは、時間管理ツール「TimeCrowd(タイムクラウド)」を提供しています。

業務時間を記録しチームで共有することにより、チーム全体の生産性を向上させる時間管理ツールです。

Salesforce、kintone、Chatwork、Trelloなど、さまざまなサービスのデータを利用し、文字入力不要で打刻できるChrome拡張機能や、記録した時間を可視化するレポート機能、リアルタイムにメンバーの作業状況を確認できる機能を備えています。

今回の資金は、開発、人材採用に充当する予定です。


システム開発、広告、士業、コンサルティングといったプロジェクト型ビジネスは、原価の大半が人件費(労務費)を占めるという特徴があります。

そのためプロジェクト型ビジネスにおいて採算性を把握するには、人件費の正確かつタイムリーな管理が重要となります。

しかし、プロジェクト型ビジネスにおいてそれぞれの人材の実働時間を把握することは難しく、いわゆるどんぶり勘定で管理を行っているというプロジェクトマネージャーも多くいます。

また、チームの業務時間を把握することは、コストの把握につながるだけでなく、どの人材にどれだけの負担がかかっているかを把握し、業務の割り振りや適切な配置などの業務改善を図るためにも重要です。

タイムクラウドは、簡単に業務時間を記録することができる時間管理ツール「TimeCrowd」の提供により、プロジェクト型ビジネスにおける採算性の向上や生産性向上に貢献しています。

タイムクラウド株式会社のコメント

このニュースを受けまして、タイムクラウド株式会社よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

ユーザーさまにとって、より簡単な時間管理を実現するためのプロダクト開発強化を目的としております。

・今後の展望を教えてください。

弊社のビジョンである「世界で一番、時間情報が集まるプラットフォームになる」を、最短かつユーザーさまの負担を最小限にする形で実現してまいります。

・読者へのメッセージをお願いします。

TimeCrowdは時間管理・工数管理のツールです。今誰が・どの業務に・どれくらいの時間をかけているのかを可視化し、改善のヒントを得ることができます。お一人での利用であれば、永久に無料なので、是非お試しください!

業務効率化はすべての領域において重要です。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ TimeCrowd タイムクラウド タイムマネジメント ツール プロジェクト 人件費マネジメント 人件費管理 時間 時間管理 株式会社 業務 生産性向上 管理 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
事業計画書とは?書き方の18ステップやメリットを解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

広告クリエイティブ運用クラウド「リチカ クラウドスタジオ」運営の「リチカ」が8億円調達
2021年9月28日、株式会社リチカは、総額約8億円の資金調達を実施したことを発表しました。 広告クリエイティブ運用クラウド「リチカ クラウドスタジオ」を運営しています。 ネット広告において、戦略的な…
化学薬品不使用・短時間の加水分解技術を保有する「日本ハイドロパウテック」が3.1億円調達
2022年4月1日、日本ハイドロパウテック株式会社は、総額3億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、フェアトレードカカオなどを取り扱う商社である株式会社立花商店などです。 …
電動キックボード・電動自転車のシェアリングサービス「LUUP」を展開する「Luup」が36億円調達
2023年11月7日、株式会社Luupは、デットファイナンスとアセットファイナンスにより総額約36億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Luupは、電動キックボードや小型電動アシスト自転車など…
超高速の品種改良xスマート養殖による水産養殖システムを開発する「リージョナルフィッシュ」が2億円調達
2020年6月30日、リージョナルフィッシュ株式会社は、総額1億9,920万円の資金調達を実施したことを発表しました。 京都大学大学院農学研究科 木下政人助教、近畿大学水産研究所 家戸敬太郎教授らを創…
月額定額制のシステム開発サービス「PROTO DIVER」 スタートアップ応援キャンペーンを開始
2020年12月2日、株式会社マイムは、「PROTO DIVER」でスタートアップ応援キャンペーンを開始したことを発表しました。 「PROTO DIVER」は、月額10万円からの定額制システム開発サー…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集