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テレビ視聴の注視データを取得する「REVISIO」が2.4億円調達

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2023年4月12日、REVISIO株式会社は、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

REVISIOは、家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置して視聴者のテレビの視聴態度を計測し、それをユニークな注視データとして提供しています。

このデータは、データ取得時に視聴者に能動的な操作を必要としない、機械的にデータを取得できる、といった自然でリアルな視聴を捉えていることを特徴としています。

今回の資金は、事業拡大を見据えたプロダクトの開発・展開、ビジネスの基盤構築、人材採用、注視データの認知拡大・利用拡大に充当します。


2021年、インターネット広告費はマスコミ四媒体(テレビ・新聞・ラジオ・雑誌)の広告費を初めて上回りました。

インターネット広告費の伸長は、消費者のインターネットでの活動や消費行動が増加したことが要因です。さらにコロナ禍による巣ごもり需要によりインターネット市場は大きく拡大しています。

また、インターネットの利用時間も伸びており、メディアとしての影響力が強まってきており、今後のさらなる成長が予測されています。

一方、テレビも依然として強力な媒体であることには変わりありません。

とくにテレビ広告は、インターネット広告よりも信頼性が高いというデータがあり、PR・マーケティングにおいては、インターネット広告一辺倒になるのではなく、テレビ広告(CM)も上手く活用することが必要であるといわれています。

しかしテレビ広告は以前から効果測定が困難であるという課題を抱えています。

近年は消費者のSDGsの意識向上、コロナ禍による消費活動の変化など、市場が大きく変化しています。テレビ広告においては従来の知見・経験に頼るのではなく、テクノロジーを活用し、新たな市場におけるデータを取得することの重要性が高まっています。

プロダクトの販売のためにはPRやマーケティングが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、SNSやインターネットを活用したマーケティングのノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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