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2023年4月6日「中国電力」が訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開する「WAmazing」に出資

2023年4月5日、中国電力株式会社は、WAmazing株式会社に出資したことを発表しました。
WAmazingは、訪日外国人旅行者向け観光プラットフォームサービスを展開しています。
Web・アプリ・WeChatにおいて、日本観光における宿泊・観光体験・買い物・交通・飲食の一元的な予約手配サービス(OTA事業)や、地域観光DX事業、訪日マーケティングパートナー事業を展開しています。
OTA事業においては、国際線定期便就航がある日本国内の空港において無料で利用できるSIMの配布端末を設置し、アプリから集客を行っています。
コロナ以前の観光業はインバウンド需要により大きく成長しており、今後のさらなる成長が期待されていました。
たとえば、訪日観光客は、2010年前後には約850万人でしたが、2019年には約3,200万人と、10年で3倍以上に増加しています。
観光業はコロナ禍によって深刻なダメージを受けてしまいましたが、2022年10月11日から外国人の個人旅行が解禁され、訪日観光客が戻ってくることが期待されています。
すでに2022年12月時点で、コロナ前の2019年12月の半数以上に回復しており、今後のさらなる回復が予測されています。
こうしたなか、観光業ではより多くの訪日観光客を獲得できるような取り組みが重要となっています。
とくにコロナ以前のインバウンド市場では、訪日観光客の観光先が都心に偏っていることが課題となっており、地方観光では訪日観光客を取り込むための適切な情報発信や観光インフラの整備が重要です。
WAmazingは、訪日観光における5大消費(宿泊・観光体験・買い物・交通・飲食)の一元的な旅行予約手配サービスを展開し、さまざまな観光事業者を支援しています。
コロナ禍は多くの業界に打撃を与えましたが、落ち着いて状況を見つめ直すための機会を与えてくれました。それぞれの業界では特有の課題もあれば、共通して抱えている課題もあります。とくにデジタル化はほとんどの業界が抱えている課題でもあります。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。
カテゴリ | 有望企業 |
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