第37回つなぐWaSession「IPOの準備プロセスに学ぶ 『持続可能な経営のあり方』」動画公開中

tips

2023年3月22日、一般社団法人首都圏産業活性化協会は、第37回つなぐWaSession「IPOの準備プロセスに学ぶ 『持続可能な経営のあり方』」の動画を公開したことを発表しました。

デジタル技術の進展やグローバル化により、さらなるスピードアップが求められる事業環境のもと、創業者はもとより次の世代へとバトンタッチしながらブランドを守り育てていくこと、すなわち「承継しつつ攻めること」が重要です。

承継しつつ攻めるには、新規取引先の開拓、知名度の向上、資金調達力の確保、採用環境の整備など、色々な課題が挙げられますが、IPOの準備プロセスはこの課題の有効な改善策(経営改革)プロセスになりえます。

動画の前半のパートではIPOのメリットやデメリット、準備には何が必要なのかについて、後半では企業の持続可能な成長に向けて重要な「後継者の育成」の課題解決の手段とその実例について説明しています。

つなぐWaSessionとは、会員が定期的に集まることで知り合いや仲間を増やし、相互研鑽できる場です。開催にあたっては、企業経営や地域経済、時事問題等に関するテーマを設定し、企業経営者の方や専門分野を持つ人に登壇してもらい、質疑応答、意見交換、ブレイクタイムなどを通して会員間交流を広げます。


VCなどの投資家から資金を調達するスタートアップは、EXIT戦略を考えることが欠かせません。

EXITとは、出資者(創業者・VC・エンジェル投資家など)が投資してきた資金を回収することであり、EXIT戦略とはその方法や筋道のことです。

スタートアップが取れるEXIT戦略は、主にIPO(新規株式上場)とM&Aです。

IPOはEXIT後も創業者・経営者が自社の事業に携わりたい場合などで選択され、M&Aは事業売却によって手にした資金で新たに事業を起こしたい場合などに選択されます。

一般的に未上場企業が資金を調達するには、金融機関からの借り入れやVCからの出資が選択されますが、どちらにしても大規模な資金調達を実現するには困難がつきまといます。

IPOをした上場企業は不特定多数の投資家から資金を募ることができるため、資金調達のしやすさとその規模は未上場時と比べて大きくなります。

上場するためには、内部管理体制の整備・強化が必要となりますが、近年はスタートアップにおいてもガバナンスを重視する投資家が増えており、IPO準備のためのプロセスは、スタートアップの基盤を強化するための要素のひとつとして注目されています。

IPOやM&Aは財務基盤の強化やEXIT戦略として重要です。IPO・M&Aを成功させるには、早期から戦略を立て、企業の基盤を整備することが重要だといわれています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、IPO・M&Aのメリットや成功パターンについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ IPO IPOの準備プロセスに学ぶ 『持続可能な経営のあり方』 つなぐWaSession 承継 準備 第37回つなぐWaSession「IPOの準備プロセスに学ぶ 『持続可能な経営のあり方』」
詳細はこちら

【動画公開中】第37回つなぐWaSession「 IPOの準備プロセスに学ぶ 『持続可能な経営のあり方』」

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【懸賞金額:総額3000万円】NEDO懸賞金活用型プログラム「NEDO Challenge, 製造業DX」
「NEDO懸賞金活用型プログラム」第5弾「NEDO Challenge, 製造業DX」のご案内です。 「NEDO Challenge」は、技術課題や社会課題の解決に資する多様なシーズ・解決策をコンテス…
クラウド決算開示管理サービス「Uniforce」提供の「start-up studio」が「エアトリ」と資本業務提携
2022年6月30日、株式会社start-up studioは、株式会社エアトリと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 start-up studioは、クラウド決算開示管理サービス「Un…
「メルカリ」がマザーズ上場初日で時価総額トップに
平成30年6月19日、株式会社メルカリは、東京証券取引所マザーズ市場に上場し、会見を開催しました。 上場初日、株式市場はそのメルカリを1株あたり5300円と評価しました。時価総額は約7172億円で、マ…
スキル・マーケット運営の「ココナラ」が12億円調達
2019年7月10日、株式会社ココナラは、12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、フィデリティ・インターナショナルです。 ココナラは、日本最大級のスキル・マーケット「ココナラ」を運…
Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営する「オリジナルライフ」が4.8億円調達
2024年1月29日、オリジナルライフ株式会社は、総額約4億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オリジナルライフは、Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営しています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集