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習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を運営する「WizWe」が資金調達

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2023年3月22日、株式会社WizWeは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社アイシンと米ペガサス・テック・ベンチャーズが運営するCVCです。

WizWeは、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発・運営しています。

「Smart Habit」は、習慣化サポーターとのコミュニケーションと自動化されたプログラムを通じ、学習や運動の習慣化をサポートするプラットフォームです。

2021年からは、顧客のチャーン防止・LTV向上を支援するサブスク事業者向けサービス「Smart Habit LTV」、ヘルスケア業界の習慣化をサポートする「Smart Habit Healthcare」、習慣化サポートつき法人向け語学研修「Smart Habit Enterprise」、教育機関向け英語4技能に対応した習慣化サポートつきオンライン学習「Smart Habit for School」を提供しています。

今回の資金調達を通じ、少子高齢化により自動車が日常生活にとって必要不可欠となっている地域社会における健康寿命の増進とヘルスケア領域の課題解決に取り組みます。

具体的には、移動と日々の生活習慣が連動したヘルスケアソリューションを構築します。「Smart Habit」の伴走サポートにより、過疎化が進む地域社会での孤立の防止、人の移動、他者との会話、特定の行動を続けるという日常生活のサイクルを支援します。


習慣化された行動は強い意志や思考を必要としません。目標の達成のために苦痛をともなう行動を習慣化できれば、目標を実現しやすくなります。

しかし多くの人にとって習慣化を実現することは困難です。それは人間が保守的な生き物であり、現状に大きな問題が発生していないのであれば、環境や行動の変化を拒絶し現状を維持しようとする傾向にあるからです。

インターネットで検索すれば習慣化を実現するためのいくつかの方法が見つかりますが、こうしたメソッドを実践してもひとりでは長く続かず、結局脱落してしまう人が多いという課題があります。

こうした背景から、近年習慣化をサポートする専門サービスへの注目が高まっています。

WizWeは、メンターつきの習慣化プラットフォーム「Smart Habit」により、さまざまな領域の習慣化をサポートしています。

さらに、単なる習慣化のサポートだけでなく、地域社会におけるモビリティ(移動)や孤立といった課題において習慣化プラットフォームを通じて支援を行い、地域社会におけるウェルビーイングの実現も目指しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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