第12回「小規模事業者持続化補助金」

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「小規模事業者持続化補助金」第12回受付締切分の公募要項が公開されました。

「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者等が経営計画を自ら策定し、商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む販路開拓を支援する補助金です。

「補助上限」
50~200万円。
さらに、免税事業者から適格請求書発行事業者に転換する場合(インボイス制度に対応する場合)、一律50万円の補助上限上乗せを行います。
これにより最大補助上限は250万円となります。

「補助率」
2/3(賃金引上げに取り組む事業者のうち、赤字事業者は3/4)。

「補助対象」
店舗改装、広告掲載、展示会出展費用など。

「応募期間」
2023年3月10日(金)~6月1日(木)


「小規模事業者持続化補助金」は、さまざまな枠が設けてあり、小規模事業者にとって使い勝手の良い補助金です。

「小規模事業者持続化補助金」では、「通常枠」として販路開拓の取り組む場合は上限50万円の支援を受けられますが、賃上げをする「賃金引き上げ枠」や、規模拡大を目指す「卒業枠」、アトツギ甲子園のファイナリストなどとなった事業者「後継者支援枠」、過去3年以内に特定創業支援事業による支援を受けた「創業枠」では上限200万円の支援を受けられます。さらにインボイス発行事業者として登録する「インボイス枠」では50万円の上乗せが受けられます。

今後小規模事業者は、インボイス制度の導入などの制度の変更、物価上昇に見合った賃上げなどの環境の変化などに直面します。

さらにコロナ禍によって経営が疲弊しているため、販路開拓によって売上げを向上させることが重要です。

この補助金を活用し、充分な資金を持って販路開拓を成功させましょう。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

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カテゴリ 公募
関連タグ 商工会 商工会議所 小規模事業者持続化補助金 補助金 販路開拓
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