創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月7日第12回「小規模事業者持続化補助金」

「小規模事業者持続化補助金」第12回受付締切分の公募要項が公開されました。
「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者等が経営計画を自ら策定し、商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む販路開拓を支援する補助金です。
「補助上限」
50~200万円。
さらに、免税事業者から適格請求書発行事業者に転換する場合(インボイス制度に対応する場合)、一律50万円の補助上限上乗せを行います。
これにより最大補助上限は250万円となります。
「補助率」
2/3(賃金引上げに取り組む事業者のうち、赤字事業者は3/4)。
「補助対象」
店舗改装、広告掲載、展示会出展費用など。
「応募期間」
2023年3月10日(金)~6月1日(木)
「小規模事業者持続化補助金」は、さまざまな枠が設けてあり、小規模事業者にとって使い勝手の良い補助金です。
「小規模事業者持続化補助金」では、「通常枠」として販路開拓の取り組む場合は上限50万円の支援を受けられますが、賃上げをする「賃金引き上げ枠」や、規模拡大を目指す「卒業枠」、アトツギ甲子園のファイナリストなどとなった事業者「後継者支援枠」、過去3年以内に特定創業支援事業による支援を受けた「創業枠」では上限200万円の支援を受けられます。さらにインボイス発行事業者として登録する「インボイス枠」では50万円の上乗せが受けられます。
今後小規模事業者は、インボイス制度の導入などの制度の変更、物価上昇に見合った賃上げなどの環境の変化などに直面します。
さらにコロナ禍によって経営が疲弊しているため、販路開拓によって売上げを向上させることが重要です。
この補助金を活用し、充分な資金を持って販路開拓を成功させましょう。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 商工会 商工会議所 小規模事業者持続化補助金 補助金 販路開拓 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
東京都中小企業振興公社は、令和4年「中小企業等による感染症対策助成事業」について発表しました。 中小企業が感染防止対策として各業界団体の感染症防止ガイドライン等に沿った取組みを行う場合に助成金を交付し…
2023年12月25日、中小企業庁は、中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」(七次公募)の補助事業者を採択したことを発表しました。 事業承継・引継ぎ補助金(独立行政法人中小企業基盤整備機…
2025年1月27日、農林水産省は、令和7年度「スマート農業技術活用促進総合対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」の公募について発表しました。 ロボット技術により自動走行する農業機…
中小企業庁は、「小規模事業者持続化補助金(第14回締切分)」の補助事業者の採択を発表しました。 「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者等が、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、販路開拓等の取組…
「省力化投資補助金(一般型)」の第2回公募要領が公開されました。 中小企業省力化投資補助金「一般型」は、業務プロセスの自動化・高度化やロボット生産プロセスの改善、デジタルトランスフォーメーション(DX…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…