注目のスタートアップ

美容皮膚科領域のオンライン医薬品ECプラットフォーム「東京美肌堂」を運営する「LATRICO」が5.2億円調達

company

2023年3月1日、株式会社LATRICOは、総額5億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

LATRICOは、美容皮膚科領域のオンライン医薬品ECプラットフォーム「東京美肌堂」を運営しています。

LINEを活用し、予約・診察・医薬品の提供・アフターフォローまでをオンラインで完結しているサービスです。

今回の資金は、マーケティング・ブランディングの強化、新規サービスの立ち上げに充当する予定です。


国内のスキンケア市場は、約1.3兆円と巨大な市場規模です。

コロナ禍では外出を控える人が出てきたためスキンケアの需要は減少しましたが、マスクの着用機会が増え、肌にトラブルを抱える人が増加しているというデータもあり、より医療に近いスキンケアの需要が高まっているといえます。

スキンケアには、いわゆる基礎化粧品、医薬部外品、医薬品の3種類があります。

基礎化粧品・医薬部外品といったスキンケア用品は非常に充実しており、多くの消費者は口コミサイトなどを利用して自身に合うものを選んでいます。

一方で、医薬品が必要なレベルの肌トラブルであっても、スキンケア用品が充実しているが故にスキンケア用品を選んでしまう消費者が多いという課題があります。

また、医薬品を処方してもらうためには、皮膚科や美容皮膚科での受診が必要となりますが、どのレベルの肌トラブルならば病院に行ってもいいのかわからない、適切な診察をしてもらえなかったなど、受診・通院に関するハードルもあります。

LATRICOはオンライン診察と医薬品ECを組み合わせた「東京美肌堂」によりこれまで美容皮膚科にアクセスできなかった人びとに対し、気軽に利用できる肌トラブルの改善機会の提供と医薬品の処方を行っています。

専門家による相談・アドバイスは起業家にとっても心強い味方です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、税理士や社労士などの専門家と企業経営していくことのメリットを解説しています。また、創業手帳では無料で専門家を紹介していますので、こちらもご活用ください。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EC ECプラットフォーム LATRICO LINE アフターフォロー オンライン オンライン診察 スキンケア 予約 処方 医療 医薬品 東京美肌堂 東京美肌堂クリニック 株式会社 漢方 美容 美容皮膚科 診察 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

買取比較サイト「ヒカカク!」やコレクター向けフリマアプリ「magi」などを手がける「ジラフ」が累計13億円調達
2023年8月1日、株式会社ジラフは、累計約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 第三者割当および借入によりシリーズDラウンドとして2023年3月に2ndクローズ、2023年7月に3rdク…
建築業マッチング・アプリ運営の「助太刀」と建設機械のオンライン取引所運営の「SORABITO」が協業 建設機械の買取サービスを開始
2020年10月26日、株式会社助太刀は、SORABITO株式会社と協業を開始することを発表しました。 助太刀は、建設現場で働くすべての⼈を⽀えるアプリ「助太⼑」を運営しています。 SORABITOは…
医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」や医療VRサービス提供の「Holoeyes」が資金調達
2021年11月5日、Holoeyes株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」を提供しています。 CT・MRIなどから得られた画像情報を…
量子コンピューター向けのアルゴリズムやアプリケーションを開発する「QunaSys」が「IBM Ventures」から資金調達
2023年5月9日、株式会社QunaSysは、IBM Venturesから資金調達を実施したことを発表しました。 QunaSysは、量子コンピューターのアルゴリズム・アプリケーションエンジンの開発を行…
「ポケットマルシェ」と「日本航空」が大学生・生産者による共創プログラム「青空留学」を実施
2021年6月28日、株式会社ポケットマルシェは、日本航空株式会社と共同で、コンソーシアム構想「Japan Vitalization Platform(JVP)」に取り組むことを発表しました。 「JV…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集