創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年3月1日食産業向けロボットサービスを手がける「コネクテッドロボティクス」が17億円調達

2023年2月28日、コネクテッドロボティクス株式会社は、総額17億円の資金調達を実施したことを発表しました。
コネクテッドロボティクスは、たこ焼きロボット、ソフトクリームロボット、そばロボットなどの飲食店向けのロボットや、盛りつけロボット「Delibot」、検品ロボットなどの食品工場向けのロボットの研究開発と販売を行っています。
今回の資金調達は、食産業に特化したロボティクスサービスの開発と量産体制の構築、業務提携によるオープンで強力な事業体制の整備と推進、事業成長のためのキーポジションとなる人材確保を主な目的としています。
飲食店・飲食産業は人手に頼る割合が高い労働集約型産業であり、国内の少子高齢化に伴う労働人口の減少により人手不足が深刻となっている業界のひとつです。
飲食業界ではこの人手不足の課題を解決するため、デジタル化による省人化・自動化のニーズが高まっています。
飲食店におけるデジタル化では、電話予約のネットへの転換、データ活用による需要予測、在庫・仕入れの最適化、AIを活用したシフト調整の自動化などが導入されており、今後はより省人化・自動化に役立つロボットの導入が進んでいくと考えられています。
飲食店における調理工程は複雑で柔軟な対応が求められることから、ロボットの技術要件が高い領域でもあります。そのため現在は単一の工程(焼く・揚げる・飲み物をつくるなど)に特化したロボットが目立ちます。
コネクテッドロボティクスは、たこ焼きロボット「OctoChef」や、そばロボット、ビール提供ロボット、食洗機ロボット、盛りつけロボットなど飲食業界・食品工場向けに送り出しており、現在はロボティクスサービス普及のための量産体制の準備に入っています。
革新的なプロダクトの開発には戦略的な資金調達や提携・連携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | フード ロボット ロボティクス 株式会社 機器 研究開発 製造 資本業務提携 資金調達 食 食品 食品工場 飲食 飲食店 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年1月7日、シトライカンパニーは、「だいだい精油ベースのオリジナルブレンドアロマの制作」を開始したことを発表しました。 「だいだい精油ベースのオリジナルブレンドアロマの制作」は、自社製造する「…
2022年4月6日、株式会社RABOは、総額約13億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、衛生用品大手のユニ・チャーム株式会社と、トイレ製品開発、フード開発、海外展開事業などを…
2022年7月21日、アルサーガパートナーズ株式会社は、総額3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 DXを活用した戦略コンサルティング・開発・運用を提供する事業と、IT受託開発・共…
2021年10月12日、muuve株式会社は、4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社サムライインキュベートが運営する「Samurai Incubate Fund 6…
2023年8月9日、株式会社エニキャリは、資金調達を実施したことを発表しました。 エニキャリは、IT×自転車配送サービスにより、クイックデリバリーラストワンマイル物流を総合的に支援する物流DX企業です…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
