注目のスタートアップ

混雑状況をリアルタイムに可視化する「バカン」が8億円調達

company

2023年2月21日、株式会社バカンは、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました。

バカンは、IoT・AIを活用してレストラン街・カフェ・トイレ・観光地・避難所・投票所など、あらゆる場所の空き情報を収集・解析・配信するサービスを提供しています。

また、混雑の抑制・管理なども行い、空き/混雑情報を起点とした“待つをなくす”DXサービスを幅広く提供しています。

今後、引受先企業との連携も含め、観光地・宿泊施設・商業施設・交通などの領域へのサービス展開を強化していきます。


コロナ禍ではさまざまな場所・空間において感染症対策が求められました。

感染症対策としては混雑を回避することが有効であるため、飲食店や商業施設などでは、混雑状況を可視化し掲示するニーズが高まり、そのためのシステム・サービスがいくつも登場しました。

さらに混雑状況の可視化は、顧客は行列などを避けることができ、事業者側は人の流れの分析などができるため、双方に大きなメリットがあります。

バカンのサービスは、飲食店や商業施設だけでなく、長崎市の避難所の混雑状況の配信システムとして導入されているなど、さまざまな場所で活用されています。

単なる混雑状況の可視化だけでなく、たとえばトイレ向けのサイネージメディア「アンベール」により、デジタルサイネージ・広告配信なども展開しており、今後の事業拡大にも注目が必要です。

ビジネスのさらなる成長には戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI IoT VACAN バカン リアルタイム 収集 可視化 場所 株式会社 混雑 混雑状況 空き情報 解析 配信
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

サイバーセキュリティ関連の実戦的な専門人材とトレーニングを提供する「サイバーコマンド」が資金調達
2023年10月2日、サイバーコマンド株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 出資者は、合同会社PKSHA Technology Capital Inc.と株式会社松尾研究所の子会社である…
フードロス削減ボックス「fuubo」を手がける「ZERO」と「JFE商事」が資本業務提携
2024年7月2日、ZERO株式会社は、JFE商事株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ZEROは、無人販売機フードロス削減ボックス「fuubo」の開発・製造を行っています。 フー…
創薬・医療系ベンチャー育成支援プログラム「Blockbuster TOKYO」 ビジネスプラン発表会が3/3に開催
2021年2月2日、Beyond Next Ventures株式会社は、「Blockbuster TOKYO」選抜プログラム参加チームによるビジネスプラン発表会を2021年3月3日に開催することを発表…
レーザー核融合商用炉の実用化を目指す「EX-Fusion」が3,100万円調達
2022年3月31日、株式会社EX-Fusionは、3,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。 EX-Fusionは、レーザー核融合を研究してきた大阪大学レーザー科学研究所や光産業創成大学…
量子コンピューターのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行う「Quemix」が5.5億円調達
2025年4月11日、株式会社テラスカイは、子会社の株式会社Quemixが、総額5億5000万円の資金調達を実施したと発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は総額8億5000万円となりました…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集