創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年1月31日「都内中小企業の景況指標ダッシュボード」が公開

東京都は、「都内中小企業の景況指標ダッシュボード」を公開したことを発表しました。
東京都は、都内中小企業の業況や売上高などの景況を調査し、その調査結果を公表しています。
今回公開した「都内中小企業の景況指標ダッシュボード」は、「UPGRADE with TOKYO 第15回」で選定したスタートアップである株式会社ナウキャストの提案をもとに、この調査結果の利活用をさらに進めていくために作成したものです。
期間や業種を選択し景況指標を重ねて表示できるほか、景況指標のデータはダウンロードできます。
ダッシュボードで確認できる景況指標
・業況DI及び業況見通しDI
・売上高DI
・販売単価DI
・仕入単価DI
・製品商品在庫DI
・クレジットカードの決済データ
・人流データ
内閣府が毎月発表する「景気動向指数」や、日銀が四半期に一回発表する「全国企業短期経済観測調査(短観)」は、マクロで景気を捉え、景気の将来予測などにも用いることができるため、活用している人も多いことでしょう。
「短観」は、資本金2,000万円以上の企業を対象としており、中小企業は比較的規模の大きい企業のみが含まれています。
そのため、中小企業に特化した指標なども公開されており、中小企業基盤整備機構の「中小企業景況調査」はその中でも有名なものとなっています。
「都内中小企業の景況指標ダッシュボード」は、東京都内の中小企業3,875企業を対象とした調査によりつくられているものです。都内中小企業に限定されている点が特徴的です。
近年はSDGsの推進による価値観の変化やコロナ禍による環境の変化により、市場の動向も目まぐるしく変わっています。ビジネスではこうした市場を正確に捉えることが重要です。「冊子版創業手帳」では、事業を分析するためのフレームワークを掲載しています。自社の強みや市場の機会を明らかにすることで、ブルーオーシャンを見つけだすことができるはずです。
| カテゴリ | 便利なサービス |
|---|---|
| 関連タグ | 中小企業 東京都 |
便利なサービスの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
東京都は、令和6年度「新製品・新技術開発助成事業」について発表しました。 都内の中小企業者等に対して、新製品・新技術の研究開発にかかる経費の一部を助成することにより、技術力の強化及び新分野の開拓を促進…
東京都は、「令和6年度東京都女性活躍推進大賞」の募集を開始しました。 女性の活躍推進に取り組む企業・団体・機関等及び個人を表彰する「令和6年度東京都女性活躍推進大賞」の候補者を募集します。 受賞者の取…
東京都は「東京産農産物の流通促進事業」について発表しました。 東京産農産物の円滑な都内流通を図るため、農業者や卸売事業者等から東京産農産物の仕入等を行い、都内の小売店、飲食店等の食品事業者や消費者に販…
2024年12月18日、株式会社Revitalizeは、総額約5500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Revitalizeは、中小企業支援特化型のコンサルティングプラットフォーム「ビジネ…
一般社団法人東京都農業会議は、「農地長期貸借促進奨励事業」について発表しました。 10年以上貸借した貸主(農地所有者)に東京都が奨励金を交付する支援事業です。 長期貸借の奨励事業が都内全域に拡充されま…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
