「ウィルポート」が狭商圏共同配送ソリューション「Polaris Navi」の提供を開始

tips

2023年1月27日、ウィルポート株式会社は、「Polaris Navi」のサービス開始を発表しました。

「Polaris Navi」は、荷主・ドライバー双方の負担を増やすことなく、高品質で確実に荷物を届けるための狭商圏共同配送ソリューションです。

取り扱いの異なる複数の荷物を同一エリア内で共同配送できる輸配送管理システム(TMS)です。

今後、ドライバー向けのサポートツールのさらなる高度化、ドライバーカルテ、荷主や配送会社の管理機能の強化、EVカーの転リースなどの機能を順次リリースする予定です。

ウィルポートは、狭商圏共同配送DXを実現し、スムーズに稼働させるためのOLP(オープン型ラストワンマイルプラットフォーム)システム「Polaris」の構築を目指しています。


物流業界は深刻な人手不足を課題として抱えています。

さらにトラック運送業においては全産業の平均以上のペースで高齢化が進んでおり、若年層の比率が少なくなっています。

また近年ラストワンマイル物流では、コロナ禍による小口需要の増加により荷物の物量が増加している一方で、トラックの積載効率は年々低下しているという課題が生じています。

物流業界はこうした複数の問題を抱えている中、さらに「2024年問題」という大きな問題を控えています。

2024年問題とは、働き方改革関連法により、2024年度からドライバー1人あたりの時間外労働が年960時間に制限されることによって生じる各種の問題のことです。

たとえば時間外労働の制限によって、ドライバー1人が担っていた長距離輸送を見直す必要が生じ、300km以上の輸送については、鉄道・航空・船などへの転換や、中継地点を活用した中距離輸送の導入によって対応しなければなりません。

そのため物流業界は業界全体で連携し、物流・輸送の効率化を実現する必要があり、スタートアップはその実現のためにさまざまな取り組みを進めています。

さまざまな企業がデジタル化を推進する時代において企業を成長させるためには、自社に最適なテクノロジーやシステムを導入・活用することが重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ Polaris Navi ウィルポート ドライバー トラック ラストワンマイル 共同配送 物流 狭商圏共同配送 荷主 輸送 運送
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

商用EVメーカーの「フォロフライ」が資金調達
2023年1月31日、フォロフライ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 フォロフライは、商用電気自動車(EV)を開発・販売するEVメーカーです。 2021年10月に国内初のファブレス生産…
物流フルフィルメントプラットフォームサービスを提供する「オープンロジ」が35.5億円調達
2024年2月5日、株式会社オープンロジは、総額約35億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オープンロジは、物流フルフィルメントプラットフォームサービス「オープンロジ」を提供してい…
独自の球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」をベースとした自律走行システムを開発する「TriOrb」が13.5億円調達
2025年4月11日、株式会社TriOrbは、総額13億5000万円の資金調達を発表しました。 TriOrbは、独自開発の球駆動式全方向移動機構「TriOrb BASE」を基盤に、自律走行および複数台…
【2023年1月12日開催】「第3回高度物流人材シンポジウム ~これからの物流を牽引する中核人材~」
2022年12月1日、国土交通省は、経済産業省、SIPスマート物流サービス研究推進法人と共催で「高度物流人材シンポジウム ~これからの物流を牽引する中核人材~」を開催することを発表しました。 このシン…
ドライバーを中心としたノンデスクワーカーのマッチングプラットフォームを展開する「ドライバーテクノロジーズ」が5.5億円調達
2025年3月28日、株式会社ドライバーテクノロジーズは、総額5億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ドライバーテクノロジーズは、物流・輸送事業者向けに、テクノロジーを活用した保有車…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集