創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年1月16日フリーランス向け業務管理ツールを提供する「Tooon」が資金調達

2023年1月16日、Tooon株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。
Tooonは、フリーランス向け業務管理ツール「Tooon(トゥーン)」を開発・提供しています。
「Tooon」は、ポートフォリオや提供できるスキルを一覧にしたメニューなどを掲載できる外部公開用ページの作成、契約書の確認・報酬の支払い・案件管理などバックオフィス業務の集約、報酬に関するトラブルを防ぐための先払いを導入した決済機能などを提供する業務管理ツールです。
今後、発注書発行、チャット、スキルシート、見積書発行、請求書発行などの機能を追加実装していく予定です。
フリーランスは独立した事業者として企業と業務委託契約などを結び、仕事を請け負う者であり、近年の多様な働き方の推進に伴い注目が高まっている働き方のひとつです。
さらに、2018年1月の「モデル就業規則」の改訂により「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という規定が削除され、さらに副業・兼業に関する規定が新設されたことにより副業・兼業が解禁されました。
これにより副業・兼業として働く者が増加しており、このような自らのスキルを活かして働く場合もフリーランスとして受け止められています。
中小企業庁が公開している、2019年版「小規模企業白書」によると、2017年12月時点で、国内のフリーランス人口は約440万人と推計されています。
近年は、ITエンジニア以外にも、士業・コンサルタントなど、専門的な知識を持つ高度な人材もフリーランスとして働くことが増えています。
こうしたフリーランスは基本的に他者を雇用することなく働いているため、クライアントとのやり取り、契約、請求などのバックオフィス業務も担っています。
一方、バックオフィス業務を効率化するツールは基本的に企業向けのものでありフリーランスにとっては機能が過多になることから、フリーランス向けのツールが求められています。
フリーランスだけでなく企業においてもバックオフィス業務の効率化は重要です。創業期から経営の土台となるバックオフィス体制を構築することで結果的に業務が円滑になり、より多くの利益を上げられることになります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウや、アウトソーシングの導入方法、外注の活用法について詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | Tooon トゥーン バックオフィス フリーランス ポートフォリオ 個人事業主 株式会社 業務 決済 管理 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年3月15日、株式会社オッドナンバーは、総額19億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 直近では、2023年6月30日に12億円の調達を発表しています。 オッドナンバーは、オ…
2024年7月30日、株式会社クオトミーは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 クオトミーは、外科系医療者のためのスマート手術台帳「OpeOne(オペワン)」を開発・提供しています。 …
2019年10月7日、モノオク株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 空いたスペースを活用して荷物を預かりたい人と、荷物を預けたい人をマッチングするサービス「モノオク」を運営しています。 …
2022年1月7日、株式会社セルージョンは、総額11億円の資金調達を実施したことを発表しました。 「増殖性に優れるiPS細胞から角膜内皮代替細胞を効率的に作り出す技術」と「簡便な手技で属人的技術を不要…
2024年9月11日、株式会社JOYCLEは、累積総額約1億7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 JOYCLEは、ごみ処理問題のサステナブルな解決のため、小型アップサイクルプラントを軸…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…