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2023年1月14日専属M&Aエージェントサービスを中小企業向けに提供する「RISONAL」を運営する「オーナーズ」が1.8億円調達
2023年1月13日、オーナーズ株式会社は、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
オーナーズは、専属M&Aエージェントサービスを中小企業向けに提供する「RISONAL」を運営しています。
売り手の理想のM&Aの実現に特化したサービス「RISONAL M&A」と、事業オーナーの目線に経った資産運用・財産承継を提案し、投資後の継続的サポートも行う「RISONAL WEALTH」を展開しています。
今回の資金は、事業成長の加速に充当します。
M&A(Mergers and Acquisitions:合併と買収)とは、資本の移動を伴う企業の合併と買収のことを意味します。
バブル崩壊後、経営不振に陥った海外企業がM&Aによって日本企業を積極的に買収するようになり、M&Aには身売りというイメージがつきました。
しかし近年は国内の企業同士のM&Aが増加し、従来の身売りというイメージは薄れ、現実的な経営戦略のひとつとして定着してきています。
M&Aが実施される目的はさまざまですが、主には事業承継やイグジット(EXIT)のために実施されます。
とくに国内の中小企業は経営者の高齢化が進み、後継者不足が課題となっている企業が増加しています。
データを見てみると、中小企業庁が発表している「2021年版 中小企業白書」によると、60代経営者の後継者不在率は48.2%、70代経営者は38.6%、80代以上は31.8%となっています。
こうした企業が後継者不足のまま経営者の引退によって廃業してしまうと、貴重な知見や地域の雇用が失われることになることから、事業承継支援が推進されています。
M&Aによる中小企業の事業承継は、売り手・買い手ともにメリットがある方法として注目されており、今後さらに事例が増えていくことが予測されます。
M&Aは財務基盤の強化やEXIT戦略として重要です。M&Aを成功させるには、早期から戦略を立て、企業の基盤を整備することが重要だといわれています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、M&Aのメリットや成功パターンについて詳しく解説しています。
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